スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

70年代

Paris 1979

Jazztimeの海賊盤CD-R。2枚組です。このシリーズはどれもこれも「期待していなかったらすごい演奏が詰まっていた」という感じ。これだって、ジャケットは「Another World」のものを流用しているし、チャック・ローブがいる時点でまったく期待していなかった…

Boston 1975

Jazztimeの海賊盤CD-R。このレーベル(?)、つくりはテキトーに見えて内容がすごいものだらけ。これは1975年4月1日のライブで、5月には「The Best Of Two Worlds」を録音するわけです。メンバーはやはりアルバート・デイリー、ベースはクリント・ヒュースト…

Complete In Paris 1971

「Jazztime」というレーベルなのでしょうか、それとも「ステレオサウンドボードレコーディング」というのが会社名?海賊盤をたくさん販売しているところのCD-R商品です。ジャケットからも海賊盤であることがよく伝わってきます。ファンの間では有名すぎる写…

Bits Of Percussion And Jazz/Farrell Morris

このアルバムをなめてはいけません。ロン・カーターのプレイにはズッコケますが、それでも非常にいいアルバムです。私はこのリーダーの人を存じ上げないのですがすごい人なのかな。ゲッツは3曲に参加しています。 ジャケットを見ると全般的にラテンサウンド…

Broadcasts/ Stan Getz, Gerry Mulligan

いままでいろんな海賊盤音源を聴いてきましたが、おそらくこれが最低音質。「 Live At La Spezia Jazz Festival (Italy, July 7, 1979) 」よりもひどいですよ。客席からのエアチェックで、拍手の音ですべてがかき消されて聴こえなくなります。ゲッツのソロ…

Live At La Spezia Jazz Festival (Italy, July 7, 1979)

MP3のダウンロードのみの販売でしょう。典型的な海賊盤、音質も雑音がひどい。とにかく客席からの声がうるさい。前半だけ聴くと「この程度ならいい」と思うかもしれないけど、後半、割れまくってるテイクもありますよ。メンバーは最後のMCで、アンディ・ラヴ…

Berlin1974

バーコードなどついていますが、たまに見られるCD-Rでの販売。それでも音質は悪くなく、録音日などもちゃんと明記されています。けっこう好きなアルバムです。メンバーはこの頃のレギュラー、アルバート・デイリーにジョージ・ムラーツ、ビリー・ハート。や…

Academy Of Jazz

この時代のボブ・ブルックマイヤーとのバンドは、ゲッツのキャリアの中でもっともつまらない時期だと思う。なぜか。50年代の北欧でダラダラやっていたときはレパートリーに魅力はなくても悪くはなかった。ブルックマイヤーが入っていなかったりパーカッショ…

Jazzbühne Berlin '78

70年代末の、アンディ・ラヴァーン時代というと、ゲッツファンにとってはもっともつまらない時期と思うかもしれない。「Utopia」とか「Poetry In Jazz」の路線ですから。いつものようにサイドメンに好き勝手やらせていて失敗した時代。 このアルバム、海賊…

My Favorite Ballads /Greetje Kauffeld

すみません、この人を存じ上げておらず、読み方もわかりません。バックのオーケストラはオランダのものらしいけど。 1973年の録音で、1曲だけ「Yesterday I heard the rain」にゲッツが参加している!オーケストラものでちょっとだけ間奏する程度かと思いき…

Jazz Gala Concert /Peter Herbolzheimer

チック・コリアの名曲「Times lie」をオーケストラバックに演奏。初演はあんなに長かったのにたった4分強の演奏。アルバート・デイリー時代には21分のテイクもあったくらいなのにね。ここではニールス・ペデルセンのビートのきいたベースに乗ってゲッツが吹…

Communications 72

とにかくすごいアルバム。言い尽くせない。ジャケットはよく見るとピアニストとサックス奏者ということがわかるけど、なんなのかな、芸術的というか。ミシェル・ルグランのオーケストラということで何かを期待すると想像を絶するほど裏切られます。 まずアル…

Mad About The Boy /Cybill Shepherd

女優シビル・シェパードのボーカルアルバムだけど、とことんゲッツをフィーチャーしている。「ゲッツは歌伴がうまい」といわれているけど、間奏でのソロ以外で実際にゲッツの歌伴をあげられる人は少なかったりする。アストラッド・ジルベルトとの共演もオブ…

Live At Sir Morgan's Cove 1973

1973年ライブの発掘音源。メンバーはアルバート・デイリー、デイブ・ホランド、ビリー・ハート。 発掘ものにありがちな、録音バランスのわるさが際立つ。それでもステレオなので、不思議な感じ。ちなみに録音バランスがわるいアルバムは大きな音量で聴くとけ…

Mort d'un pourri

アラン・ドロン主演映画のサントラ盤。サントラだから、つかみどころのない曲が続く。テンポもほとんどミディアム以下、さらにフランス映画だからほとんどの曲が暗い。朝から聴いたら死にたくなる。 普通にジャズをやっている曲は1,2曲。その分ゲッツの…

This Is My Love /Kimiko Kasai

ゲッツは3曲参加の1975年録音、ゲッツのほかにはなんとギターがコーネル・デュプリー。不健康な表情のジャケットに気後れするけど、いいアルバムです。 まずはドリヴァル・カイーミの「Das Rosas」、英題の「And Roses,And Roses」というタイトルで収録され…

Stan Getz In Warsaw

このアルバムの前半5曲は、ゲッツの音源の中でももっとも多くのCDで聴けるものの1つといえる。マニアは5曲のタイトルを見ただけで、「あ、1960年のあのライブ音源ね」とわかる。知ってますよね?私は「ワルシャワ5」と名付けているw ちなみにもう1つ…

Summertime /Dizzy Gillespie - Johnny Griffin Quintet

安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。 1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの。この頃はオルガン入りカルテットで欧州ツアーをしていたと思うから、パリのライブに遊…

Live At Montmartre

スティープルチェイス唯一のゲッツ録音。単なるライブ録音と思わない方がいい、名盤。もともとレコード1枚だけの発売だったけど、残りテイクを「2」として発表し、CDでは追加曲も入った。録音は変にいじってないようで、いい意味で素朴に音がとれていて…

Havana Jam 2

「1」ではゲッツのソロなしという煮え湯を飲まされたけど、こちらの「2」では参加3曲中2曲でソロが聴ける。それも、「Polka Dots And Moonbeams」は、個人的にゲッツ生涯の名演が聴けると思う。 最初はデクスター・ゴードンがブリブリと彼らしいテーマから…

Forest Eyes

オランダのアレンジャーと組んだ1979年録音。よく見るとなんだか不気味なジャケット。しかしその不気味さとは裏腹に、内容はよくできたアルバム。 1曲目「We Are Free」はオーケストラをバックに8ビートを意識させるバラード。壮大な、映画音楽のようで、こ…

Grand Stan

ゲッツファンにとってはレベルが高いアルバム。初心者向けではないw まず、全3曲というあたりが上級者向け。ジョン・コルトレーンとかでなくゲッツでこのパターンとは。また、収録曲はこの時期の主要レパートリーで、珍しくはない。ジャズだから全てのテイ…

Change Of Scenes / Stan Getz With The Kenny Clarke-Francy Boland Big Band

ゲッツの中でも硬派の最右翼に位置するアルバムの1つ。フランシス・ボーランによる、主義主張がない究極の純粋主義的音楽がなぜかゲッツとぴったりマッチ。 フリーの要素、メカニカルなリフ、エレキベースのハーモニクス、不安を誘うエレピ、いきなり5拍子…

Live In Nice 1978 /Bill Evans Trio & Guests

アマゾンでは少しプレミアがついて高く売られていたこともある。2枚組でゲッツ参加はたった1曲ということだけど、ビル・エヴァンスは大好きだからまあいいでしょうと思っていた。ちなみに同じくゲストで参加しているリー・コニッツは昔から苦手。 実際はラ…

The Master

録音はフュージョンもやっていた70年代なのに、なんの工夫もなく単なるカルテットでバリバリ吹きまくっているというアルバム。それがまた素晴らしい。骨太のゲッツが伝わってくる。全4曲。いかにも硬派なジャズ。地味な印象ながらかなり上位に来る傑作アルバ…

Utopia

「Poetry In Jazz」に似ていて違うアルバム。「Poetry In Jazz」と比較して、録音状態はわるくてもバランスはわるくない。選曲もアンディ・ラヴァーンの曲は2つに抑えているのがよかった。パーカッションも多彩ながら目立たず、一息つける。ゲッツはむしろ…

Sweetie Pie

貴重な音源が詰まったコンピアルバム。冒頭「Sweetie Pie」は前半はルーストのスタジオ録音そのままで、フレーズも使い回しなんだけど、ゲッツがやたらと長くソロをとっていて、後半は聴いたことのない(あたりまえなんだけど)フレーズが登場、けっこうおも…

Children Of The World

極上のフュージョン。 というと、絶対に聴きたくないという人とぜひ聴きたいと人が出てくる。とにかくすばらしいアルバム。ただしジャケットのイメージの音楽ではありません。評伝には、「冴えない出来のラロ・シフリンをバックにつけられてゲッツは不満だ…

Jazz At The Santa Monica Civic '72

ノーマン・グランツによるいつものジャムセッションみたいなものなんだけど、CD3枚組でもまったく飽きさせない。特に素晴らしいのがエラ・フィッツジェラルドだけど、今回はゲッツの話だけにしておきます。 ゲッツはJATPオールスターズとしての5曲に参加…

Affinity

英文ライナーを読むと、妻のモニカの兄弟ピーター(ペーテル?)のホームパーティでゲッツがセッションしたものをたまたま録音していたというもの。これはもう、よくぞ発表してくれました、という内容。とにかくゲッツがリラックスしていてフレーズが素晴ら…