スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

欧州時代

1955年に「Stan Getz In Stockholm」を録音していますが、ゲッツの本格的な北欧時代はは1958年4月ころから。妻のモニカの出産のためにモニカの祖国スウェーデンに移り住みます。どれだけ長くいるつもりだったのかはわかりません。 スウェーデン時代には欧州…

「Get Happy」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード「Get Happy」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは5テイクの録音を残しています。動画は追いきれないのでノーカ…

「Spring Can Really Hang You Up The Most」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) バラード「Spring Can Really Hang You Up The Most」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは9テイクの録音を残しています。動…

「Seven Steps To Heaven」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) マイルス・デイヴィスでおなじみ「Seven Steps To Heaven」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは2テイクの録音を残しています…

ディジー・ガレスピーとの共演

ゲッツとディジー・ガレスピーとの共演は、まず1953年の「Diz & Getz」から始まります。このときはスイング経由でスターになったゲッツとビバップ立役者のガレスピーということで「意外な顔合わせ」とされたようですが、その後、「またか」と思うほど共演し…

「It don't Mean A Thing」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) 邦題「スイングしなけりゃ意味がない」でおなじみの「It don't Mean A Thing」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは歌伴を含…

コロンビアのゲッツ

コロンビアとの契約は1972年~1979年かな。コロンビアでのゲッツの作品と言えば、リーダーアルバムとして 「Captain Marvel」(1972年) 「Another World 」(1977年) 「Forest Eyes」(1979年) 「The Best Of Two Worlds」(1975年) 「The Master」(197…

「Times Lie」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) チック・コリアの手による「Times Lie」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは6テイクの録音を残しています。動画は追いきれな…

共同名義

ゲッツのアルバムの共同名義作品といえば、ほとんどがヴァーヴ。そういう時代でもあったのだろうけど。 「Diz & Getz」(1953年) 「Hamp & Getz」(1955年) 「Stan Getz and J.J Johnson At The Opera House」(1957年) 「Getz Meets Mulligan In Hi-Fi」…

1954年11月9日

おなじみ、「Stan Getz At The Shrine」。1954年11月8日のライブ録音です。日本語ライナーによると、あまりにも内容がよかったのでノーマン・グランツがレコードにしようと思ったものの、曲数が半端。2枚組にするには足りないのに、1枚にするにはどれもすば…

ギタリストとの共演

ゲッツが共演したギタリストについて考えてみます。例によってほぼ記憶だけで話しますので、もれがあったらすみません。 まず、やはり50年代初頭をともにした盟友、ジミーレイニー。初共演は1949年の「Prezervation」でのセッションか。名盤「Stan Getz Play…

Chicago 1980

1980年8月31日のライブ録音、これもYouTubeに音源が上がっています。チャック・ローブ、ミッチェル・フォアマン、ブライアン・ブロンバーグというメンバーは今考えると豪華。 チャック・ローブ参加前のレパートリーと参加してから後半のレパートリーを演奏し…

「Só Danço Samba」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「Só Danço Samba」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは2テイクの録音を残していま…

「Corcovado」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「Corcovado」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは4テイクの録音を残しています。…

「Você E Eu」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) カルロス・リラの代表曲「Você E Eu」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残しています。動画は追いきれな…

「Desafinado」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「Desafinado」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは10テイクの録音を残しています。…

「Chega De Saudade」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「Cega De Saudade」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは8テイクの録音を残してい…

「Cerokee」、「Parker 51」その他

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「Cherokee」それから同じコード進行の「Parker 51」、そしてその他同じコード進行のもの、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかる…

Umbira Jazz 1987

「Megadisc」というところのCD-R盤。イタリアでのライブですが、これのほかにはないんじゃないのかな。なんとあの名盤「Anniversary」「Serenity」の12日後の録音。どおりで内容がいいはずだ。ほんの、ほんの少しだけ、いや単語1つの話なんだけど、イタリア…

「Summer Night」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ハリー・ウォレン作「Summer Night」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残しています。マイルス・デイヴィ…

「Willow Weep For Me」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) 女性が作ったという点でも知られている「Willow Weep For Me」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは4テイクの録音を残してい…

ゲッツは本当にダブルリップだったのか

以前の投稿でリンクを貼っていた、ゲッツのマウスピースについて言及しているページですが、後半にゲッツのアンブシュアについても記載されています。 ここに書かれていることが真実なのかはわかりませんが、chatGPTで翻訳すると以下のような文章がでてきま…

「O Grande Amor」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲「O Grande Amor」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは10テイクの録音を残していま…

「Summer Sequence(Part4)」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ゲッツの出世作となった「Early Autumn」の話では、よく「サマーシークエンス第4章を発展させたアーリー・オータム」などと言われます。でも実際、「Early Autumn」を…

Stuttgart 1989

「Megadisc」というところのCD-R盤。1989年7月20日のライブで、裏面にはベーシストが「Unknown」とあるけど1989年7月14日の「North Sea Jazz Festival 1989」と7月27日の「Soul Eyes」がどちらも森泰人なので、これもそうでしょう。記載されている曲タイトル…

ゲッツの欧州ツアー

「ツアー」というわけでもないのですが、ゲッツが欧州で演奏した記録(録音)があるものを整理してみました。 北から、イギリス、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ポーランド、ドイツ、オランダ、フランス、スイス、イタリア。こんなところでしょうか…

Oslo 1977

「Megadisc」というところのCD-R盤。いくつか出しています。特段音質も悪くないし(オーディオマニアには我慢できないかもしれないけど)、くっきりはっきり聴こえて良い内容です。なぜか観客の拍手が聴こえない曲も混ざっていますが。 全8曲、全半4曲がノル…

「But Not For Me」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ガーシュウィンのスタンダード曲「But Not For Me」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残しています。動画…

「Falling In Love」

(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ヴィクター・フェルドマンによる名バラード「Falling In Love」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残してい…

1972年のスタン・ゲッツ

1972年とはどういう時代であったか。オイルショックが1973年でしたか、ベトナム戦争でアメリカが撤退したのが1973年。音楽では、キャロル・キングが「Tapestry」を発表したのが1971年、はっぴいえんどの「風街ろまん」も1971年、ミルトン・ナシメントの「Clu…