ゲッツのアルバムの共同名義作品といえば、ほとんどがヴァーヴ。そういう時代でもあったのだろうけど。
「Diz & Getz」(1953年)
「Hamp & Getz」(1955年)
「Stan Getz and J.J Johnson At The Opera House」(1957年)
「Getz Meets Mulligan In Hi-Fi」(1957年)
「Stan Getz And The Oscar Peterson Trio」(1957年)
「Stan Meets Chet」(1958年)
「Stan Getz Bob Brookmeyer Recorded Fall 1961」(1961年)
「Stan Getz & Bill Evans」(1964年)
だいたいこれらが典型的なヴァーヴの「共演もの」。
このほか、ヴァーヴと言えば
「Jazz Samba」(1962年。チャーリー・バードとの共同名義)
「Jazz Samba Encore!」(1963年。ルイス・ボンファとの共同名義)
「Getz/Gilberto」(1963年。ジョアン・ジルベルトとの共同名義)
「Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida」(1963年)
「Getz/Gilberto #2」(1964年。ジョアン・ジルベルトとの共同名義)
これらは共同名義者がジャズの大物ではないので、趣旨が違っている。「Intorducing」という意味合いになる。申し訳ないけどチャーリー・バードも同列です。
ヴァーヴ以外としては
「West Coast Live/Chet Baker & Stan Getz」(1953年)
「Stan Getz/Cal Tjader Sextet」(1958年、これは本当は「with Stan Getz」でありもともとカル・ジェイダーのリーダーらしい)
「The Stockholm Concerts /Stan Getz & Chet Baker」(1983年、あ、これは専属契約時代ではないけどヴァーヴ)
「But Beautiful /Stan Getz & Bill Evans」(1974年)
「Quintessence, Vol. 1 /Stan Getz Quartet With Chet Baker」(1983年)
「Quintessence, Vol. 2 /Stan Getz Quartet With Chet Baker」(1983年)
「Stan Getz, J.J. Johnson Quintet Live In Chicago 1988」(1988年)
という発掘音源を含めたライブ盤。ヴァーヴ時代と違ってスタジオ録音はないですね。
おっと、
「Poetry /Stan Getz & Albert Dailey」(1983年)
を忘れていた。スタジオ録音の正規盤なのに。アルバート・デイリーが好きではないからつい。
うーん、あと
「People Time」(1991年。ケニー・バロンとの共同名義)
も入れるか。ちなみに邦題「ゲッツ・ジルベルト・アゲイン」である「The Best Of Two Worlds」は、実際はゲッツの単独名義。あくまでジョアン・ジルベルトは「フィーチャリング」です。
そうそう、
「Let There Be Love/Dee Bell、Eddie Duran、Stan Getz」(1982年)
は共同名義ということでいいのか?文字の大きさは全員同じだけど写真の大きさに差がある。
これらのアルバムについていろいろ語ろうと思っていましたが、アルバムを羅列するだけでけっこう長くなってしまったので、いったんここで尽き果てようと思います。