2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
超弩級の発掘音源。楽器の音量バランスが良く、これが発掘音源とは信じられないくらい。ブックレットの裏表紙や中には子どもたちとの写真があり、それがまたレアで良い。ま、たまにキレて子どもをも殴っていたDVっぷりだったんだけど。CDには「1975年録音」…
ジャズ批評では批判的な評価だけど、そんなに悪くはない・・・と思いたい。ゲッツ自体はこのバンドフォーマットの他のアルバムより良いプレイをしているので。 音質はけっこうクリア。ただ、録音バランスが悪すぎて、パーカッションの音が大きいわりにベース…
ボサノヴァ以前のあまり知られていない1960年3月28日ライブ、おまけにドイツのジャズフェスティバル、5曲入りで「Out Of Nowhere」が2テイクも入っている、あとはいつもの「Woody'n You」など目新しい曲もなし・・・ なんてことを知ると、まったく期待でき…
1969年、メンバーはスタンリー・カウエルにミロスラフ・ヴィトゥス、ジャック・ディジョネット。そういうこともあり、一部の評論では「ゲッツが若手についていけていない」という論調もあるが、まったく的外れ。彼らが自分の演奏しかできずリーダーの音楽性…
なぜかゲッツの録音がこのアルバムに3曲入っている。一応言っておきますが、チャーリー・パーカーとの共演ではありませんので。名義は「スタン・ゲッツ・オーケストラ」ということになっているけど、アレンジはウディ・ハーマン楽団のまんま。1曲目「Four Br…
ゲッツは1953年5月の後半から9月まで、西海岸で過ごした。だからこの時期には西海岸録音が固まっている。スタジオ盤では「More West Coast Jazz」「Norman Granz Jam Session 3」や「Stan Getz '57」など。そして合間に急遽決まったライブに参加したりした。…