スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

70年代

The Best Of Two Worlds

60年代の共演盤よりパッとしない印象があるかもしれないけど、ポップスとしての完成度はこちらも負けていない。変にストイックなものを求める必要はない。ボサノヴァのスタンダード曲は収録されていないけど、名盤だ。なんとこれがゲッツのコロンビア移籍後…

Montreux Summit Vol. 2

「Montreux Summit Vol. 1」は2枚組だったけどこちらは1枚。しかし選外曲集というわけではありません。ゲッツは2曲参加。 「Red top」はブルーノートを除外したコーラスなどアレンジが美しくかっこいい。ゲッツとデクスター・ゴードンのトレード(ブルースの…

Montreux Summit Vol.1

とにかくすごいメンバー。ビリー・コブハムにアルフォンソ・ジョンソン、ジョージ・デューク(これでコブハム・デューク・プロジェクトのリズムセクション!)ボブ・ジェームス、エリック・ゲイル、スティーブ・カーンにヒューバート・ロウズ、デクスター・…

Havana Jam 1

1979年にキューバで行われたイベント。とんでもなくすごいメンバーが参加していることはここでは触れず、ゲッツの話をします。 ゲッツはCBSオールスターズ名義で、この「1」の方では1曲参加・・・らしい。「Project "S"」という、カッコいい曲に参加して…

Jazz Collector Edition

すごく不思議なアルバム。この、いかにも千円盤のようなダメジャケットと、録音データ不記載ということもあり、明らかに海賊盤という印象w ところがこのアルバム、とんでもなくよい。全部で3つのセッションなんだけど、最初の4曲のアレンジが丁寧で秀逸。…

My Foolish Heart: Live At The Left Bank

超弩級の発掘音源。楽器の音量バランスが良く、これが発掘音源とは信じられないくらい。ブックレットの裏表紙や中には子どもたちとの写真があり、それがまたレアで良い。ま、たまにキレて子どもをも殴っていたDVっぷりだったんだけど。 リッチー・バイラーク…

Poetry In Jazz

ジャズ批評では批判的な評価だけど、そんなに悪くはない・・・と思いたい。ゲッツ自体はこのバンドフォーマットの他のアルバムより良いプレイをしているので。 音質はけっこうクリア。ただ、録音バランスが悪すぎて、パーカッションの音が大きいわりにベース…

Dynasty

私が持っているのは↑こっちのジャケットですが、たぶん当初発売のオリジナルはこっち↓なのでしょう。ヘタな合成写真だけど。 編成はおもしろいんだよね。オルガントリオとゲッツという組み合わせは珍しいので(ブートのライブ盤含めるとわりとあるんだけど)…

Live at Newport Jazz Festival 1972 /Woody Herman & His Thundering Herd

ディスコグラフィーではゲッツが4曲参加ということになっているけど、うち2曲ではソロは聴こえない。この当時でゲッツにアンサンブルだけさせるということはあり得ないので、ディスコグラフィーの誤りだと思います。ゲストとして特定の曲名のみ参加というこ…

Another World

フュージョンタッチの曲とメインストリーム系が混在しているアルバム。レコードでは2枚組なんだけど、コロンビアの経営陣はこれが売れると判断したのだろうか?評伝には「電子楽器を使わせられて、ゲッツはコロンビアに不満を持っていた」と書いてあるけど、…

Stan Getz - Rene Thomas Quartet / Live In Loosdrecht 1971

ゲッツを好きだといってもあまり深く知らない人は、初めてこの頃のオルガンカルテットを聴くとびっくりするでしょう。いくつか録音が残っています。 このライブ盤、初めて聴いたときはゲッツが手抜きしているなあ、という印象でした。2度目に聴いてみるとそ…

Jean-Luc Ponty With Kurt Edelhagen & His Orchestra

ゲッツが1曲参加しているというアルバムで、とにかく音質がわるい。「これは本当にゲッツなの?」と思うくらいの音質で、たまにゲッツフレーズらしいのが出てくるけど、疑わしさは残る。ウディ・ハーマン楽団での客演と比べるとそのゲッツフレーズもとって…

But Beautiful /Stan Getz & Bill Evans

70年代のビル・エヴァンスは美の極致。そこにゲッツが加わるのだからわるいわけがない。このアルバムはベルギーでのライブ録音。マスターが行方不明になったのか権利関係かわからないけど、ライブから18年後にようやく陽の目を見ました。こんなに素晴らしい…

Moments In Time

同時に発売された「Getz/Gilberto '76」と違い、こちらはゲッツのカルテットが存分に演奏している。ジョアン・ブラッキーンもガンガン弾いている。もっともブラッキーンのピアノはそんなにいいものではないけど。 1曲目、スタジオ盤「The Master」でしか聴け…

Getz/Gilberto '76

ジャケットはきれいでオリジナルアルバムのような色どりですが、海賊盤のエアチェックなのでしょう、録音はゲッツとジョアン・ジルベルトだけ大きくてあとは目立たない。サーっというノイズも気になるところ。前年のスタジオ盤「The best of two worlds」も…

I Wanna Play For You /Stanley Clarke

1曲だけゲッツが参加。スラップによる西海岸AOR風イントロにひたっていると・・・ん?なんともいえない音色の楽器が。あ、これがゲッツ!? ゲッツとフュージョンの相性は決して悪くないはず。マイケル・ブレッカーのようなスタイルだけがフージョン向きでは…

Live In Stockholm 1978

同内容の映像作品も出ているけど、音楽に集中するならCDの方がいい。映像を見ることで、実は不思議なシチュエーションでのライブだということはわかりますが。 ゲッツが愛し、ゲッツを愛するストックホルムで、急遽決まったライブでしょう、ゲッツが共演者…

The Peacocks

ロウルズのヴォーカルは決していいものではないけど、ピーコックスという曲は評価できる。もっとも、作曲者本人によるこのテイクより明らかにビル・エヴァンスとの共演の方が良い。 このアルバムはどこまで真剣に、どこまでふざけて作ったのかわからないよね…

Monterey Jazz Festival 1979 /Woody And Friends

ゲッツは「What are you doing the rest of your life」にのみ参加。ほかのゲッツ不参加曲も良く、「Manteca」とかもすごくかっこいいのだけど、ここでは割愛します。 オーケストラをバックに、スローにゲッツがアウフタクトからテーマを吹く。もともとミシ…

Captain Marvel

硬派なジャズファンの間で「ジャズが好き」といって、「スタン・ゲッツが好き」といったら、「君は何もわかっていない」といわれる。 スタン・ゲッツのファンの間で「キャプテン・マーヴェルが好き」といったら、 「おまえは何もわかっていない」といわれる…