スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Bits Of Percussion And Jazz/Farrell Morris

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このアルバムをなめてはいけません。ロン・カーターのプレイにはズッコケますが、それでも非常にいいアルバムです。私はこのリーダーの人を存じ上げないのですがすごい人なのかな。ゲッツは3曲に参加しています。

 

ジャケットを見ると全般的にラテンサウンドなのかと思いますが、まったくそんなことはありません。パーカッションなんていた?と思うくらい、リーダーがわき役です。半分は3拍子ですし。あ、ヴァイブ・マリンバはけっこう叩いていますし、クレジットを見ると細かい打楽器を10種類くらい演奏しているんですけどね。

 

まずゲッツ参加1曲目、冒頭の「The Lamp Is Lowからして勢いがあり非常に良い出来。曲自体がかっこいいですね。それから2曲目、「A Child Is Born」はこのあとアルバート・デイリーとのデュオの「Poetry」でも演奏していますが、ここでもゲッツが素晴らしすぎる。ソロもこなり長め。この静謐な楽曲はゲッツにぴったり。

 

 しかしこのアルバムの最も特筆すべき点は、なんとゲッツがディズニー曲を演奏しているということです。そう、「Someday My Prince Will Come」を演奏しているのです。私は一応ゲッツのディスコグラフィーが頭に入っているつもりですが、ディズニー曲はこれ以外ないのではないでしょうか。ソロも最高です。半音フレーズによる入り方だけで、ぐっときます。