スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Final Concert Recording

Final Concert Recording

映像作品もでている、2枚組。DVDと編集状態もまったく同じ音源だけど、やはりCDで聴いたほうがゲッツの音楽に集中できる。あんなシャツ着てるとは想像していなかったし・・・

「ファイナル」とはいうもののすでに「People time」は世に出ているわけで、これはカルテットとしてはファイナル、という意味でつけられたタイトルです。もっともこれよりさらに後日付の、レギュラーではないけどカルテットによる発掘音源が発売されたけど。

否定的な人もいるようですけど、「Apasionado」からの数曲は大好き。特に「Espagnira」はスタジオ盤よりエキサイティング。「On a slow boat to China」の4小節交換が微妙でゲッツが「えい、や」で入っている気がするのは私だけでしょうか。

それから、珍しく「Seven steps to heaven」を演奏している。インタルードからソロブレイクのところがいかにもゲッツらしく、ここを聴いただけで並みのミュージシャンと違うのがよくわかる。

後半、アンコールの前にはこの頃の定番「What is this thing called love?」を演奏している。テリ・リン・キャリントンのソロからケニー・バロンによるイントロに移行する瞬間は、ほかのどのテイクよりもかっこいい。

しかし、アンコールを含めて全14曲中3曲がバラード。バランスとしてわるいわけではないけど、50年代のゲッツのライブレパートリーとは全然違うね。

 

Final Concert Recording

Final Concert Recording

 

 

Mort d'un pourri

 

アラン・ドロン主演映画のサントラ盤。サントラだから、つかみどころのない曲が続く。テンポもほとんどミディアム以下、さらにフランス映画だからほとんどの曲が暗い。朝から聴いたら死にたくなる。

普通にジャズをやっている曲は1,2曲。その分ゲッツの伸びやかな音色を堪能できるというメリットがあります。

ストリングスとの共演のほかにいくつかコンボ演奏も入ってるんだけど、データを見るとベーシストはリック・レアードとなっている。マハビシュヌ・オーケストラの人だよね。こちらはウッドベースで普通の演奏をしているだけなんだけど。

 

私が持っているCDは日本盤ではないのでライナーがすべてフランス語。そのため趣旨がわからないんだけど、2曲ボーナストラックがあります。なんと、オルガンのエディ・ルイスとビリー・コブハムとのトリオ。こっちはマハビシュヌ・オーケストラのドラマーか。

と思っていると、追加2曲のうち1曲目はほとんどドラムを叩かず、2曲目でロックっぽくないプレイをしている程度。それでもうまい。ゲッツとの共演はレアですよね。

 

Mort d'un pourri

Mort d'un pourri

 

 

Swinging Kicks /Buddy Bregman And His Orchestra

Swinging Kicks

中型コンボに1曲のみ参加。ゲッツのソロは短めながら1956年当時のゲッツらしさがよくでていて、すぐわかる。メンバーはバド・シャンク、ジミー・ジュフリー、スタン・リーヴィーなど西海岸の錚々たるミュージシャンばかり。ヴァーヴのアルバムだけどウエストコーストファンには必須アイテムかもしれない。

カップリングのCDが安価に入手できるけど、結局ゲッツが聴けるのは1曲のみ。

 

THE WOLD PARTY AND OTHER SWINGING MOMENTS: SWINGING KICKS / FUNNY FACE / REX MIDDLETTON’S HI-FI’S / THE DELICATE DELINQUENT

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