スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Language of Life /Everything But The Girl

ランゲージ・オヴ・ライフ

ポップスへの客演。これがバカにできないくらい良いんですよ。少し切ない曲想にゲッツがからむ。ソロスペースを与えられているわけではないけれど、最初から最後まで適度にからんで、じゅうぶんゲッツを堪能できます。ベースはジョン・パティトゥッチ、ドラムはオマー・ハキムって、すごいね。

ちなみにこのアルバム、曲によってマイケル・ブレッカーも参加している。マイケルファンには有名らしいんだけど、ゲッツファンなら当然「ふむ、やっぱりゲッツの勝ちだね」と言いましょう。

この1曲だけで「買い」ですよ。

 

Language of Life

Language of Life

 

'Round Midnight in Paris

Round Midnight in Paris (Bonus Track Version)

数曲が「with european friends」と重複している。ディスコグラフィーで調べると「topsy」「'round midnight」「a ghost of a chance」はこちらのみ収録らしいとわかるんだけど、「a ghost of a chance」は実は「with european friends」に間違ったタイトルで収録されている。

「topsy」は2番手にソロをとったゲッツが、あっという間にソロを終える。これだけ?という印象。ラストのテーマのブリッジでの演奏を聴いても、なんだかやる気がないのか調子が悪いのか。

「'round midnight」は、ここに限らずジミー・レイニーと組んでいた頃のような演奏になっていないのがいい。最初からテーマメロディを吹かずにアドリブに入る。これはいい演奏。16小節でやめちゃうけど、最後のブリッジでまた登場、ん?またギター?ソロの振り方がテキトーだなあ。

Round Midnight In Paris + 4 Bonus Tracks

Round Midnight In Paris + 4 Bonus Tracks

 

Jazz at the Santa Monica Civic '72

Jazz at the Santa Monica Civic '72

ノーマン・グランツによるいつものジャムセッションみたいなものなんだけど、CD3枚組でまったく飽きさせない。特に素晴らしいのがエラ・フィッツジェラルドだけど、今回はゲッツの話だけにしておきます。

 

ゲッツはJATPオールスターズとしての5曲に参加。グランツのMCによりメンバーが紹介されると観客からは大歓声があがる。この感じからすると、呼ばれてから登場しているのかな。ハリー・エディソンのときの歓声が小さいのが気の毒。逆に、ロイ・エルドリッジでどうしてこんなに喜ぶのか理解不能。

 

このころのゲッツはわがまま放題の時期だと思うので、ソロはほぼ1番手か2番手。しかし「In a mellow tone」なんかやるんだから、セッションというのは意外なゲッツの一面が聴けておもしろいものだなあと思う。

バラードメドレーはゲッツだけ短いのが気にいらない。

 

ラストはエラの歌との4小節交換を交えた「C jam blues」。スターの共演とエラのエンターテイナーぶりで、こんな曲でも「またブルースか」とは思わずに楽しませる。ここでのゲッツはなぜか調子がわるいけど。

 

CD3枚のうち、ゲッツ参加は1枚強というところだけど、全体的にすごくいいアルバムで、3枚通して聴いてもつかれません。これは割とお薦めアルバムの1つ。

 

Jazz at Santa Monica

Jazz at Santa Monica