スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

Live In Paris 1959

録音日はなんと1月3日。日本でいう正月三が日からライブやるんですね。後半3曲は別日程でラジオ放送用だからスタジオ録音。 類似のタイトルがたくさんあるけど、久しぶりに出た未発表音源。ケニー・クラークたちリズムセクションは現地調達、冒頭の「Cheroke…

Voyage

ひところ入手困難となって幻の名盤扱いされたアルバム。レーベル自体がマイナーだったしね。確かに内容は抜群で、マストアイテムの1つでしょう。なんとこのアルバム、「ゲッツが初めて最後まで素面で作った最初のレコード」なんだとか。かなり疲れたようで、…

Homage To Charlie Parker

ゲッツのほか、ジャッキー・マクリーンやフィル・ウッズ、ミルト・ジャクソンなど錚々たるメンバーによる1989年の録音。ゲッツは4曲参加。 冒頭の「Birks Works」は「Steeplechase」の間違い。マクリーンは衰えた感じがあるけどウッズは年を重ねるごとにつ…

Stan Getz, J.J. Johnson Quintet Live In Chicago 1988

あのオペラハウスの約30年後の再開セッション。ジャケット写真が若いな~まるでリード・マイルスの失敗作のようなジャケットも、あえて発掘ものでなくオリジナルアルバムっぽくて良い。 選曲はオペラハウス盤といくつかかぶっている。あちらを知っているファ…

Stan Getz and J.J Johnson At The Opera House

いろいろなジャケットがあるけど、上のものが一番好きかな。 これは後から改めて作ったものっぽいし(本当のことはわかりませんけど)、 こっちはCDになって作り直したような香りがする(本当のことはわかりませんけど)。 言わずと知れた大名盤。ゲッツの畳…

Like Someone In Love /Ella Fitzgerald

エラ・フィッツジェラルドのバラード集。うち7曲はストリングスを入れて、ゲッツが歌伴で参加。ゲッツが思い切りフィーチャーされているのがうれしい。前年(1956年)に同じくヴァーヴで録音されたアニタ・オデイのアルバムは、ゲッツが5曲参加するもソロは1…

Poetry /Stan Getz & Albert Dailey

1983年、ゲッツとアルバート・デイリーのデュオ。デイリーと言えば1970年代中盤くらいまでゲッツのレギュラーカルテットのメンバーだったわけで、なぜいまになってデイリーが、と思いますよね。このアルバム録音の頃のメンバー、ジム・マクニーリーが他のバ…

Summertime /Dizzy Gillespie - Johnny Griffin Quintet

安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。 1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの(とされていたが、のちに数曲参加した音源が見つかる)。この頃はオルガン入りカルテッ…

Live At Montmartre

スティープルチェイス唯一のゲッツ録音。単なるライブ録音と思わない方がいい、名盤。もともとレコード1枚だけの発売だったけど、残りテイクを「2」として発表し、CDでは追加曲も入った。録音は変にいじってないようで、いい意味で素朴に音がとれていて…

Stan Getz - Vol. 2-Teenage Stan 1946-1947

「Vol.1」よりも後年のゲッツから遠ざかったような印象もある「Vol.2」。4曲はサヴォイの録音と同じテイクで、3曲は1947年のジャストジャズと同じ音源。サヴォイ録音は自由にのびのびと演奏しており、これが10代のくせにかなり上手。 前半のベニー・グッドマ…

Havana Jam 2

キューバでの歴史的コンサートの模様を収録したもので、「1」と「2」がある。こちらは「2」。ゲッツは3曲参加。「Polka Dots And Moonbeams」「Tin Tin Deo」「Sounds For Sore Ears」の3曲。 「1」ではゲッツのソロなしという煮え湯を飲まされたけど、…