40年代
プレステッジ初期の録音を集めたもの。いわゆるクール時代ではありながら、トンデモ度が高くマニアには人気作だと言える・・・かな?ゲッツが参加していない曲も4曲あります。もともとアル・ヘイグをキーに未発表トラックを集めたものですから。そういう点…
「Vol.1」よりも後年のゲッツから遠ざかったような印象もある「Vol.2」。4曲はサヴォイの録音と同じテイクで、3曲は1947年のジャストジャズと同じ音源。サヴォイ録音は自由にのびのびと演奏しており、これが10代のくせにかなり上手。 前半のベニー・グッドマ…
コロンビアの2枚組同様、ゲッツ参加曲は少ない。全39曲中たった7曲。歌伴オケばかりでほとんどゲッツの音も聴こえない。テリー・ギブスばかりがフィーチャーされている。それでもここには「Early autumn」が収録されている。この1曲のみがほしいのなら…
ゲッツを売るには曲数が少ないので他の録音を集めたもの。あとになって曲が足りないので他にもいろいろ寄せ集めて、ゲッツ名義で売ろうとするのはわかる。けど、全19曲中ゲッツ参加が7曲しかないのは、店頭でなくネットで買った人はだまされたと思うかも。 …
ウディ・ハーマンの4枚組CDボックス。全91曲のうちゲッツ参加は17曲程度。かつ、「Blowin Up a Storm: The Columbia Years」や「Complete 1948-1950 Capitol Session」などと重なる音源が多く、重複していないのは5曲だけ。たいていのゲッツファンはこ…
1945,年、1946年そして1949年の録音が収録されている。「Teenage Stan」の2枚で聴ける曲も多いけど、こちらは別テイクがたっぷり。 冒頭「Opus De Bop」を聴いた瞬間、誰もが「誰だ、お前?」と思う。それほど後年のゲッツらしくない。それもそのはず、この…
テリー・ギブスのセッションとジミー・レイニーのセッションをゲッツでまとめたもの。レイニーの方のセッションでは、当初「スヴェン・クールソン」でクレジットされていたはず。このときレイニーはゲッツの麻薬中毒に嫌気がさして決別宣言をしていました。…
アルバムの前半7曲がゲッツ参加のテイク。ただし別テイクが3つあるので、実質的には4曲。 テナー奏者が、ゲッツのほかブリュー・ムーア、ズート・シムズ、アレン・イーガー、アル・コーンと、全部で5人もいる。これは何がなんだかわからないだろうという…
前半は「Stan Getz Plays」のメンバーでルースト時代のレパートリーなどを演奏していて、ちょっと不思議な感じ。1曲目「There Will Never Be Another You」でのゲッツは淡々としつつもエキサイティング。それなのに続くジミー・レイニーのソロがひどすぎる…
2枚組で40テイク収録だけど、ゲッツ参加は4曲6テイクのみ。それでも買うのがゲッツファン。なんといっても「 Four Brothers」「Summer Sequence (Part 4)」が入っているのだから。しかし昔は安く買えたのに今はけっこう高くなっているみたい。 その他の…
初期ゲッツの美意識が凝縮されたアルバム。最低音が印象的な「There 's A Small Hotel」など余裕しゃくしゃくなベテランっぽい演奏が多いけど、実はまだゲッツは20代前半、よく聴いてみると若さであふれていて、「I’ve Got You Under My Skin」では手癖フレ…
ドーンレーベルのセッションを集めたもの。当然この4人が共演しているわけではなく、それぞれのリーダーセッションが数曲ずつ。ゲッツは4曲収録されている。 もともとは下のジャケットだったと思うんだけど、 こんな出来損ないの西海岸風よりはいまのジャケ…
1947年の録音。ゲッツは3曲参加している。アルバムタイトル曲に参加していないという、ちょっと意味不明の部分もありますが。 「Body And Soul」ではすでに落ち着いた後年のようなプレイを聴かせている。このときまだ20歳ですよ。すごく大人の演奏なんですけ…
ゲッツの最初期の録音のうち、ソロが聴けるものを集めたコンピレーション。 さすがに聴いていてもゲッツらしさはほとんど感じられない(たまに片鱗が聴かれる)。テナーの4小節交換もあるけど、むしろ相手の方が後年のゲッツに近い、というくらい後年のゲッ…