スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Stuttgart 1989

「Megadisc」というところのCD-R盤。1989年7月20日のライブで、裏面にはベーシストが「Unknown」とあるけど1989年7月14日の「North Sea Jazz Festival 1989」と7月27日の「Soul Eyes」がどちらも森泰人なので、これもそうでしょう。記載されている曲タイトルは3と4が入れ替わっています。

ゲッツは体調が悪いのか、「Con Alma」や「What Is This Thing Called Love」でのイントロが短くあっという間にリフに入る。後者ではソロも短めか。かと思っていると「Warm Valley」では、スローナンバーなのにテーマのあとにソロをまるまる2コーラスもとるのでかなり長くなっている。

「体調が悪いのか」とか言ったけど、全体的に内容は悪くないどころか、他の録音よりもエモーショナルな感じで新鮮。

ところで、収録曲が、1曲目「Boold Count」、7曲目が「Warm Valley」、ラスト8曲目が「Soul Eyes」。まさかライブ自体がこの順番で演奏されたわけじゃないよね?そうだとするとけっこう攻めてる感じ。アンコールで「Soul Eyes」を演奏するのは珍しくないけど。