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スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Didn't we

ディドント・ウィ(紙ジャケット仕様)

ゲッツのオーケストラものとしては有名ではないけれど、内容は素晴らしい。リズムセクションも参加しているけど、ジャズではない。極上のポップス。ほめ言葉ですよ。

なじみのない曲が多いけど、どれも佳曲。「Go away little girl」はなんとキャロル・キングの曲。ボブ・ディランの曲を取り上げたアルバムもあるから人気便乗かと思いきや、よく考えるとまだキングは「Tapestry」でブレイクする前でした。

名曲「Heartstrings」は、エンディングどうにかならなかったのかなあ。エンディングといえば、「I remember Clifford」は50年代から、そして90年代まで同じエンディング。ゲッツは気にいったエンディングはずっと使う。

アレンジャーのジョニー・ペイト作曲「Try to understand」は短いポップなコード進行を繰り返してゲッツがその上に乗ってアドリブを繰り広げる。作曲の完成度ではたいしたことはないんだけど、ゲッツが加わることでテイクの完成度は完璧になっている。

「オーケストラをバックにしてもゲッツは変わらない」ということはない。むしろそんなのは二流でしょう。アルバムコンセプトを理解してポップなサウンドに合う演奏をしている、さすがゲッツ。

 

ディドント・ウィ(紙ジャケット仕様)

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