スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Focus

Focus

いわゆるジャズの「ウィズ・ストリングス」とはまったく違う、独特のサウンドを持ったアルバム。ムード音楽的要素は皆無なので、ストリングスものが嫌いな人も安心して聴ける。逆に、ムード的なものを求めている人にとっては「だまされた!」感たっぷりだろう。はっきりいって普通のジャズとはかなり違う、ジャズの歴史の中でも異端児的なアルバム。期待して聴くとガクッと来るけど、期待しないで聴くとすごく良いと思える。

 

ゲッツ自身が最も楽しかったレコーディングと言っているけど、実はオーバーダビングだということらしい。曲によってはオーバーダブでないと絶対ずれるだろうなという瞬間もあり、それはそれで成功要因の1つと言える。少し遅れ気味のロイ・ヘインズのドラムもそういうことに起因しているのかもしれない。

 

シングルカットまでされた1曲目が注目されるだろうが、一番かっこいいのは「Night rider」ではないかな。「the knight rides again」の元ネタ。これはイントロからぐいぐい迫る。

Focus + Cool Velvet(import)

Focus + Cool Velvet(import)