安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。
1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの（とされていたが、のちに数曲参加した音源が見つかる）。この頃はオルガン入りカルテットで欧州ツアーをしていたと思うから、パリのライブに遊びに行ったのか。
録音が完全でなくテーマの途中からトラックが始まる。おそらくゲッツ参加は急遽決まったのか、誰が最初にソロをとるかも決めていなかったのだろう、ブレイクで一瞬お見合い状態になる。ゲッツはリーダーを立てるし、二人はゲストを立てたのだろうけど。結局ゲッツが最初にソロをとるんだけど、ここで調子が狂ったのか、あまりいい内容ではない。かなり散漫な演奏で、ゲッツらしさが出ていない。音を投げ捨てるようなフレーズが多い。続くガレスピーが相変わらずのガレスピー節、というのとは対照的。
