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スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Montreux Summit Vol. 2

Vol. 2-Montreux Summit

 「Montreux Summit Vol. 1」は2枚組だったけどこちらは1枚。ゲッツは2曲参加。

「Red top」はゲッツとデクスター・ゴードンのトレード、ウディ・ショウとメイナード・ファーガソンのトレードが聴ける。ゲッツのソロのあとにゴードンはトレードのみで登場するから、もしかしたら編集がされているのかもしれない。だって当時のCBSの2大テナースターでしょ。

Night Crawler」は「Montreux Summit Vol. 1」と合わせて唯一ゲッツがスイング以外のビートでソロをしているトラック。ビリー・コブハムアルフォンソ・ジョンソンボブ・ジェームスだからやっぱりこういうビートでのゲッツとの共演も聴いてみたいよね。

まあ1コードの単純な曲なんだけど、ゲッツは快調だし、なんとなくルパン三世の「マグナム・ダンス」に似た雰囲気で、楽しく聴けます。

 

Vol. 2-Montreux Summit

Vol. 2-Montreux Summit

 

Montreux summit vol.1

 

とにかくすごいメンバー。ビリー・コブハムアルフォンソ・ジョンソンボブ・ジェームス、エリック・ゲイルにヒューバート・ロウズなどとゲッツが共演。CBSはこういう音源をなかなかCDにしてこなかった。

フュージョンの大スターによるリズムセクションだけど、基本的には4ビートというのがうれしい。このVol.1はCD2枚組全6曲のうちゲッツが4曲参加。冒頭タイトル曲はいきなりアグレッシブなソロが登場し、興奮させる。2曲目「Infant eyes」はこの頃のゲッツのお気に入り。変に盛り上げずに、最後まで静かに聴かせることができるのはさすが。3曲目「Bluse march」はなんと25分のトラック。ずっとゲッツが出てこなくて、途中で軽くドラムソロが入るから「もう終わりかな」と思っていると倍テンになり、ロウズのあとにゲッツが登場。いやあ、ここまで長かった。基本的にはコブハムのドラムをフィーチャーしたテイクです。

 最後の曲「Andromeda」は、某J-POPの曲とは違い曲想は全然ロマンティックではない。最初は8ビート系だけど途中からやっぱり4ビート、デクスター・ゴードンのあとにゲッツが登場。まったく違う2人のテナー奏者を聴き比べられる。これも21分と長尺のトラックだけど、トランペットのバトルやコブハムのソロなど聴きどころは多く、飽きさせない。

 

Vol. 1-Montreux Summit (2CD)

Vol. 1-Montreux Summit (2CD)

 

At Nalen-Live in the Swedish Harlem

At Nalen-Live in the Swedish Harlem

特にすぐれているとは言わないけど、楽しく聴けるアルバム。「News From Blueport」「A New Rhumba」「Catch As Catch Can」などここでしか聴けない曲がつまっている・・・と思いきや、「A New Rhumba」はベースのソロのみ、おまけにテーマからして純度100%の4ビートw、「Catch As Catch Can」はピアノトリオによる演奏。「News From Blueport」はゲッツのソロがあるものの、テーマは当時の欧州組らしくちょっとジャズ度が低いプレイとなっている。いや、ジェリー・マリガンの初演が同じようなアレンジなのだろうか?

 

しかし、このアルバムではよくもわるくもゲッツの「粗削り」な演奏が聴ける。「Gone With The Wind」はこの曲を演奏するときの毎度のお決まりフレーズに少し変化が見られるのもおもしろい。ちなみにこの曲からラストに至るまでだんだん演奏がだれてくる。実際のライブの曲順とは違うかもしれないけどね。

「Easy Living」については、80年代のレパートリーという印象があるので、意外感がある。「Summertime」も60年代のゲイリー・バートン時代以降という印象。こっちの方が意外かな。

いえ、いま思いつかないだけで、探したら50年代の録音もあるかもしれません。

At Nalen-Live in the Swedish Harlem

At Nalen-Live in the Swedish Harlem