カウント・ベイシー楽団のライブアルバムで、ゲッツ参加曲が4つ入っている。ほかはレスター・ヤングやサラ・ヴォーンなどとの共演。
それにしてもゲッツとベイシー楽団の共演はどういう経緯で実現したのか(その答えはゲッツ評伝に書いてます)。合うのかなあと心配になる。ベイシー本人との共演は1953年にあったけど。
いきなりピー・ウィー・マーケットによるMCで始まり、「ここはバードランド?拍手からして大きい会場のはずなんだけど」と思うと、なんとツアーにMCも帯同してきたらしい。
「Little pony」はベイシー楽団とゲッツがバッチリとからみあって名演、続く「Easy living」もしっとりと決まっている。ところがその次の「Blues」は、やはり両者のノリが違うというのか、しっくりこない演奏。「Blee blop blues」はわるくない。ちなみにこのあとに同アルバムに収録されているレスター・ヤングの演奏を聴くとガックリする。
Municipal Auditorium Topeka Kansas February 55
- アーティスト: Count Basie
- 出版社/メーカー: Celtic Music Distribution
- 発売日: 1993/01/22
- メディア: CD
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