Youtubeでも動画がアップされていますね、その音源。大学のホールなのかな。「Stan Getz Quartet In Paris」でもそうだったけど、アップテンポのボサノヴァ曲を演奏してベースだけがソロをとるというパターンがここでも聴かれる。こっちでは「O Grande Amor」。
珍しいのが「Bob Brookmeyer & Friends」の1曲目でおなじみの「Jive Hoot」を演奏していること。あちらのドラムはエルヴィン・ジョーンズ、こちらはロイ・ヘインズ。まったく感じが違う。いかにもヘインズらしいドラミングが聴かれる。そして長尺のドラムソロもフィーチャーされていて、申し訳ないけどここはおもしろくない。
それから「The Sunset Dell」という曲は知らないな・・・と思ってると、ゲイリー・バートンの完全ソロでした。「Stan Getz Quartet In Paris」で「EdelWeiss」を演奏してるように、これもこの時期のゲッツ・カルテットではおなじみのパターンみたい。
わりとゲイリー・バートン入りカルテットの時代は短く、このように録音が残っているということは貴重だなと思う。ただ、ヴァイヴであるため音楽の個性が強すぎて数枚聴くと一時的に飽きてしまうこと、それとほぼロイ・ヘインズ参加であることが難。