まるでベツレヘムのようなジャケットだけど違います。下の「Move!」と同じ音源、ただし曲数が少し足りない。
とにかく内容がすぱらしい。このころのゲッツは超人的なライブをしていたことが、ほかのアルバムでもよくわかる。速い曲を数多く演奏しているのに、同年の「Stan Getz Plays」はバラード中心。レパートリーの傾向がおもしろい。
気にいったエンディングパターンを生涯変えないのがゲッツの特徴で、ここでは同時期ではあるけど2つの「Yesterdays」が同じパターンで終わるのが聴ける。まったく同時期の同じくバードランドライブ録音でフレッシュサウンド盤もある。そちらも文句なし。50年代のライブは録音の悪さも魅力の1つ。