スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Live In Nice 1978 /Bill Evans Trio & Guests

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アマゾンでは少しプレミアがついて高く売られていたこともある。2枚組でゲッツ参加はたった1曲ということだけど、ビル・エヴァンスは大好きだからまあいいでしょうと思っていた。ちなみに同じくゲストで参加しているリー・コニッツは昔から苦手。

 

実際はライナーの間違いで、ゲッツは2曲に参加。メンバーはマーク・ジョンソンとフィリー・ジョー・ジョーンズカーティス・フラーにゲッツ、そして知らないギタリスト。もうこのメンバー見ただけで散漫なサウンドが聴こえてきそう。大体、エヴァンスはどうしようもない最終選択のときにフィリー・ジョーを雇うからね。やっぱり合わないドラミングです。

「Loverman」でのゲッツはやはり散漫。全員が散漫なプレイで、がっくりする。ところが「All the things you are」は100%ゲッツ節。いかにもというフレーズだらけだけど、ゲッツらしさがあふれる演奏になっている。ただ、リードが合わないのかヘタってきているのか、リードミスしそうなプレイが続く。

 おもしろいのがイントロ。この曲のイントロは本来半拍「食っている」のが正しいのだけど、ここでは1拍半「食っている」。誰でもどうしてもズレて聴こえてしまうというのはあるでしょう、「Confirmation」のイントロなんか最たるもの、私の場合は「All The Things You Are」のイントロがどうしても1拍半はみ出ているように聴こえていたのだけど、ここではまさにそうやって演奏しているので驚きましたね。

感想としては、2曲しか参加していないのに2枚組でそれなりにプレミアがついているのであれば、マニア以外は無理に買わなくてもいいかな。ゲッツ参加以外のトラックも不出来だしコニッツに至ってはかなり無残。

LIVE IN NICE 1978(2CD)

LIVE IN NICE 1978(2CD)