数曲が「With European Friends」と重複している。ディスコグラフィーで調べると「Topsy」「'Round Midnight」「A Ghost Of A Chance」はこちらのみ収録らしいとわかるんだけど、「A Ghost Of A Chance」は実は「With European Friends」に「They All Fall In Love」という間違ったタイトルで収録されている。
「Topsy」は2番手にソロをとったゲッツが、あっという間にソロを終える。これだけ?という印象。ラストのテーマのブリッジでの演奏を聴いても、なんだかやる気がないのか調子が悪いのか。
「'Round Midnight」は、ここに限らずジミー・レイニーと組んでいた頃のような演奏になっていないのがいい。最初からテーマメロディを吹かずにアドリブに入る。これはいい演奏。16小節でやめちゃうけど、最後のブリッジでまた登場、ん?またギター?ソロの振り方がテキトーだなあ。
直近発売されたCDには未発表音源も追加、「+4」のうち3曲はアルバム「Without A Song」に収録のテイク、残り1つは発掘当時かなりレア感があったものの今では珍しくなくなったドナルド・バードとの共演による「Fontessa」です。
Round Midnight In Paris + 4 Bonus Tracks
- アーティスト: Stan Getz
- 出版社/メーカー: AMERICAN JAZZ CLASSICS
- 発売日: 2014/05/20
- メディア: CD
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