スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Small World /Huey Lewis & the News

Small world

それまでの純粋アメリカンロック路線から方向転換をして、スカっぽいサウンドを取り入れたりインストルメンタル曲を2曲も収録したりして、「ロックを辞めた」などと言われ商業的に失敗したアルバム。

ところが、このインストルメンタル曲のうち1つに、なんとスタン・ゲッツが参加している。それも脇役でなく、わざわざゲッツをフィーチャーするために録音されたテイクなのです。この経緯はゲッツの評伝をご参照ください。

アルバムのラストにはバンドメンバーのジョニーのサックスをフィーチャーしたインストルメンタル曲が収録されているけど、ゲッツの方が断然存在感があってカッコいい。音色も違和感なくロックのリズムに合っています。

いつもおなじみの表現になるんだけど、ゲッツファンなら「この1曲のために買ってもいいアルバム」。

プロデューサーもすごいよね。ロックバンドがサックスを入れようとするなら、この時代やっぱりトム・スコットかマイケル・ブレッカーでしょ。それがゲッツを呼んじゃうんだから。まったくジャズを知らないならともかく、少しジャズを知ってるプロデューサーだったらロックに合わない、と判断していたと思うんだけど。

個人的な話ですが、ジャズをまだまったく知らないころにこのゲッツの演奏を聴いてかなりの衝撃を受けました。あまりにもカッコよくて、こういう演奏をしたい!と強く感じました。これが私の原点なのかもしれません。

 

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