(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) アントニオ・カルロス・ジョビン作の超名曲「Garôta De Ipanema」邦題「イパネマの娘」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは…
たまに、ゲッツのアルバムでバラードだらけということがあります。 まずは代表作「Stan Getz Plays」。全11曲中6曲がバラード。レコードB面はいきなり3曲連続でバラード。それなのにアルバムで22曲のみのアップテンポはA面に連続して配置するという、一歩…
ゲッツファンならご存じのとおり、ゲッツは1980年代から派手なサウンドやゴージャズな編成から距離を置き、改めてメインストリームのジャズに集中するようになりました。当然その後もフュージョン作品などはありますが、あくまでもジャズミュージシャンとし…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ルイス・エサによる超名曲「The Dolphin」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残しています。DVD作品での録…
ゲッツのバラードの例のアレンジ、すなわち、ピアノソロに移ってからテーマに戻らずゲッツも再登場せず、ピアノソロがそのままリタルダントでエンディングになる、あれです。すごくかっこいい。バラード演奏はスローなのでダレることも多く、ダレることを避…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) コール・ポーターによるスタンダード曲「Night And Day」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは9テイクの録音を残しています…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) チック・コリアの代表曲「La Fiesta」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは7テイクの録音を残しています。そのうちコリアと…
ふとYouTubeでこのアルバムの音源をみつけて、そういえばこのアルバムの記事を投稿してなかったなと気づきました。アナウンスなどを除いて全12曲というべきか、ディスコグラフィーではこのうち8曲がゲッツ参加ということになっていますが、ソロは6曲で聴けま…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「Body And Soul」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは2テイクの録音を残しています。ご存知、1952年「Stan …
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「You Stepped Out Of A Dream」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは4テイクの録音を残しています。これも、…
改めて考えてみましょう、ゲッツのボサノヴァ。 ゲッツのボサノヴァがあまりにもヒットし、ボサノヴァの世界制覇にはゲッツが多大な貢献をしました。ゲッツがいなくても時間をかければボサノヴァの魅力は世界に広まったかもしれませんが、ゲッツが録音したか…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「How About You」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは4テイクの録音を残しています。詳しい方はご存じのと…
ほかのところでも触れましたが、私はゲッツのアルバムを手放したことがあります(この時点で背信者)。その数年後に再び買いましたが。 その手放したアルバムとは以下の3枚。 ・「BIg Band Bossa Nova」 ・「Getz/Gilberto #2」 ・「Sweet Rain」 うう、恥…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) ジェローム・カーンによるスタンダード曲「Yesterdays」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは19テイクの録音を残しています。…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「You're Blase」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは3テイクの録音を残しています。曲の入り方といいエンデ…
(ここで言っていることはすべて「私の知る限り」の話なので、間違ってたらすみません) スタンダード曲「Just Friends」、ちょっと数えてみたら、このブログを書いている時点でわかるかぎり、ゲッツは8テイクの録音を残しています。 当初は6つのテイクの…
ご存知のとおり、ジャズの歴史において、1950年代後半はまさに宇宙的な奇跡が起きていたとしか思えないほど名盤が登場した時期でした。1959年にそれはピークを迎えます。 録音年と発表年が混ざっているかもしれませんが、例えば、 デイブ・ブルーベック・カ…
このブログで何度か「トンデモゲッツ」という言葉を使っていますが、それが何のことか皆さんおわかりでしょう。トンデモゲッツとは「当時はかっこよかったかもしれないけど、今聴くとすごくかっこわるい」「ちょっと笑っちゃう」「現代の耳で聴くと、だっさ…
JazztimeのCD-R海賊盤。「Final Concert Recording」でのメンバー、すなわちケニー・バロン、アレクッス・ブレイク、テリ・リン・キャリントンとのカルテットというだけでもかなり期待できるし、収録曲には「Seven Steps To Heaven」もあるのだからかなり楽…
JazztimeのCD-R盤ですが、はい、毎度のごとく良い内容です。2枚組で名演がぎっしり。ジャケットは「Yours And Mine」の流用ですが、内容に免じて気にしないでいただきたいです。ベースが森泰人というとコンコード盤「Soul Eyes」を思い出しますが、はい、メ…
JazztimeのCD-R盤ですが、またまた内容がかなり良いです。ただ、知らない曲が多い・・・1トラック目(1曲目としましょう)のアナウンスに続いて、「Jeepers Creepers」のメロディが引用されるようなきれいな曲は、曲名不明。それに続く曲はゲッツの晩年の…
Jazztimeの海賊盤CD-R。2枚組です。このシリーズはどれもこれも「期待していなかったらすごい演奏が詰まっていた」という感じ。これだって、ジャケットは「Another World」のものを流用しているし、チャック・ローブがいる時点でまったく期待していなかった…
Jazztimeの海賊盤CD-R。このレーベル(?)、つくりはテキトーに見えて内容がすごいものだらけ。これは1975年4月1日のライブで、5月には「The Best Of Two Worlds」を録音するわけです。メンバーはやはりアルバート・デイリー、ベースはクリント・ヒュースト…
「Jazztime」というレーベルなのでしょうか、「ステレオサウンドボードレコーディング」というのは会社名でなく単なる音源メディアの話?海賊盤をたくさん販売しているところのCD-R商品です。ジャケットからも海賊盤であることがよく伝わってきます。ファン…
マニアの方はご存じで、「何をいまさら」と思うかもしれませんが、スタン・ゲッツに関する意外な事実をここに挙げてみます。 「1.ボサノヴァをやっていたのはたった3年」 ゲッツと言えばジャズの世界ではボサノヴァの代名詞ですが、本人は売れすぎて自分…
2021年2月9日、チック・コリアが亡くなりました。 ゲッツはサイドマンにはほぼ無頓着だったそうですが、チック・コリアやトニー・ウイリアムス、スタンリー・クラークとの1972年のバンドは非常に気に入っていて遺留したとか。実際には1953年のジミー・レイニ…
基本的に、ゲッツはオリジナル曲を書かないミュージシャンとされています。それでもレコードにはゲッツ作曲とクレジットされているものもあります。それについて検証してみたいと思います。基本スタンスは「ゲッツはほぼ作曲などしていない」というものです…
このプログは、スタン・ゲッツのファンが思ったことを書いているだけのものですが、基本的にはアルバム単位で話をしているため、故人であるゲッツの発掘音源が出てこないと更新が原則としてストップしてしまいます。ゲッツについて思うこととか、ベストソロ…
これはリーダーこそディー・ベルということになっていますが(それとも3者名義?)、はっきり言うと、ベルの歌はイマイチ。これはゲッツの歌伴を聴かせるための、ゲッツのためのアルバムではないでしょうか。とはいえ、ゲッツ不参加曲も3曲ありますが。 ジ…
このアルバムをなめてはいけません。ロン・カーターのプレイにはズッコケますが、それでも非常にいいアルバムです。私はこのリーダーの人を存じ上げないのですがすごい人なのかな。ゲッツは3曲に参加しています。 ジャケットを見ると全般的にラテンサウンド…