スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

The Benny Goodman Story

The Benny Goodman Story

ゲッツが過去に在籍していたベニー・グッドマン・オーケストラ。グッドマンは性格的にはバッドマンだったようで、自分よりスターになっている旧メンバーに対していい気分ではなかったかも。もっとも、「性格的にはバッドマン」はゲッツも同様、意外と気が合ったのかもしれない。

ここでは5曲ほどゲッツのソロが聴ける。スイングだからソロも短いけど、単なるアンサンブル要員かと期待していなかった私としては想定外だったのでうれしかったです。

不思議なことにゲッツの音色が50年代前半のサウンドに聴こえる。わざわざなのかたまたまなのか、または気のせいなのかわからないけど、このときはブリルハートのマウスピースだったのかなと思う。

ところで「ベニーグッドマン物語」という同タイトル別ジャケットの、ゲッツが参加していないアルバムもあるので注意。このジャケットを探しましょう。

 

The Benny Goodman Story

The Benny Goodman Story

 

Jazzbühne Berlin '78

 70年代末の、アンディ・ラヴァーン時代というと、ゲッツファンにとってはもっともつまらない時期と思うかもしれない。「Utopia」とか「Poetry in jazz」の路線ですから。

とはいえ、海賊盤かと思うライブ録音の割には音質がいい。そして、ボブ・ブルックマイヤーの参加がいい効果を生んでいる。ブルックマイヤー自身のソロは格好悪いフレーズが多々あるんだけど、やはりこの頃のゲッツのレパートリーが2管になっただけでおもしろくなる。ゲッツ自身はまったく不調ではないし、私はこのアルバム割と気に入っています。

 

しかし、やはりパーカッションは必要だったのだろうかと思うんですよね。40年代にもパーカッション入りのコンボでおかしなことをやっていたゲッツだけど、けっこう「自分さえよければどうでもいい」と思うところがあって、不思議な音楽を作ってしまうことがあると思います。

 

 

Stan Getz/Cal Tjader Sextet

とっても好きなアルバム。まったくサンバでない「Ginza samba」の疾走感、それから美しすぎる「I've grown accustomed to her face」、ストックフレーズかと思うほどのソロメロディが聴ける「Liz Anne」など聴きどころは満載。
転調を交えた「I've grown accustomed to her face」、カル・ジェイダーのテーマに続くゲッツのソロの入り方が良い。ギターが入ってアンニュイな雰囲気がまた曲想に合うような合わないような、とにかくゲッツのソロが引き立つ。
このアルバムはスコット・ラファロが参加していることでも有名。ゲッツとラファロの共演はこのほかにもいくつか残っているけど、58年録音のこのアルバムでは、ラファロはたいしたことをしていません。ちなみにこのCDが発売されたとき録音年が誤って64年とかになっていたような記憶がある。ラファロが死んだあとだから、録音年が間違っているのかパーソネルが間違っているのか、と悩んだものです。

 

Stan Getz/Cal Tjader Sextet

Stan Getz/Cal Tjader Sextet