スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Interpretations by the Stan Getz Quintet #3

 インタープリテーションズ#3

 ボブ・ブルックマイヤーを入れたクインテットによる録音。すごくカッチリしている印象で、ある意味では50年代ゲッツの最高傑作かもしれない。好き嫌いでいえばもっと好きなアルバムがあるけど。

 

1曲目、「It don't mean a thing」で思い切りスイングする。超絶テンポでも完璧なソロをこなす。これでいきなりノックアウト。ふらつくこともなく、どうやったらこんな演奏ができるのかと思う。

全体的にゲッツの音色が、かすれたサブトーンだけど細くもなく、50年代と60年代の中間というか(録音時期が実際そうなんだけど)一番いいかもしれない。この音色を聴くだけでも価値がある。60年代以降のブルックマイヤーとの録音でもそうなんだけど、ゲッツはブルックマイヤーとの共演盤ではやけに音色が良く録られているような気がする。

「I'll remember april」はスケールでやっているようなコードをはめているような自然な、流れるようなスケール移動が絶妙。とにかくすごい傑作です。選曲にちょっと不満があるけどね。

 

インタープリテーションズ#3

インタープリテーションズ#3