スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

The master

70年代なのに、なんの工夫もなく単なるカルテットでバリバリ吹きまくっているというアルバム。それがまた素晴らしい。骨太のゲッツが伝わってくる。ピアノがアルバート・デイリーでなければもっと良かった。

2曲目「Raven's wood」はビリー・ハートのシンバルにより超絶スピードで始まり、ゲッツが縦横無尽に吹きまくる。久しぶりに50年代のようなアップテンポなんじゃないのかな。

3曲目「Lover man」は慣れた曲だけあって、好き勝手に料理している。ラスト、ゲッツのお決まりのパターンでピアノによるエンディングになるんだけど、そこからのデイリーが長い。うんざりする。もうやめろ、と言いたくなる。

そして「Invitation」。これ、ジャコ・パストリアスがやっているように、歌曲とは思えないおどろおどろしいメロディだよね。ベースがぐいぐい進みゲッツはブラックホークでのライブ同様ノリまくったソロをとる。70年代のゲッツをフュージョン寄りでダメと片付ける人は、まずこれを聴いてほしい。

 

ザ・マスター

ザ・マスター