スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Diz & Getz

Diz & Getz

このアルバムがゲッツとディジー・ガレスピーの初共演らしい。当時は「意外な組み合わせ」と評判になったそうだけど、このあと二人の共演はかなりあります。

 

1曲目「It don't mean a thing」を聴くと、「うう、ゲッツ若い!」と思う。とにかくはつらつとしている。続く「I let a song go out of my heart」への展開はかっこいい。

バラード「It's the talk of the town」は同じ曲だけどインタルードを挟んで、ノーマン・グランツお得意のバラードメドレー風になっているのが秀逸。続く「Impronptu」で、たった2コーラスだけ存在意義が不明なハーブ・エリスのソロが聴ける。

 

7曲目「One alone」を聴くと、ん?このテナー誰?と思う。そう、なぜか1曲ゲッツ不参加で、ゲッツ以外のテナーとのクインテット。スタジオ録音なのに音源が不足したのか。アール・モブレーとあるけど、プレイを聴く限りハンク・モブレーに似ている。

 

最後の「Siboney」はガレスピーをフィーチャーしたのが「1」、ゲッツをフィーチャーしたのが「2」として2つに分けて収録。と思いきや、「1」では完全カルテットなのに「2」では半分からガレスピーが参加。ゲッツのソロを増やせ!といいたいところだけど、この頃はガレスピーの方が人気があったのだろう。ということで、どちらかといえばこれは双頭リーダーというよりはガレスピーのリーダー作かな。ただ、バラードからアップテンポまで、とにかくゲッツの演奏はすばらしい。

 

最近のCDでは追加で1956年のライブも収録されている。うちゲッツ参加は2曲。リズムセクションはMJQで、これはメンバーから考えても「For musicians only」の追加にする方がふさわしいのかもしれない。

DIZ & GETZ + 6 BONUS TRACKS

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