スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Live At The Hi-Hat 1953 Vol.2

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Vol.1」よりはラインナップがいいかもしれない。とはいえ、予想よりまったりとした感じで全編進むので、「 Interpretations #3」のような緊張感あふれる演奏を期待すると肩透かしを食らう。

 

There Will Never Be Another You」はわりと遅めのテンポ、ここではボブ・ブルックマイヤーがけっこういいソロをとる。続くゲッツもキラリと光る。

マニアックな曲が続いたあと、「Stella By Starlight」となるが、「Stan Getz plays」の燃えカスみたいな演奏で、内容はほめられたものではない。似たような雰囲気で進む「All The Things You Are」は、これまた予想より遅めのテンポでちょっと不安になるけど、演奏はバッチリ。最後の曲はブルックマイヤーの1ホーンカルテット。ゲッツファンならこれを聴かずにCDを止めてよいw

 

全体的に速い曲もなくまったりとしている。だからこそ小さな音量でBGM程度に聴くとすごくいい雰囲気になるアルバム。

 

Live At The Hi Hat 1953, Vol. 1 & Vol. 2 / Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida

Live At The Hi Hat 1953, Vol. 1 & Vol. 2 / Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida