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スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Complete Live at Montreux 1972

Complete Live at Montreux 1972

映像作品も出ている、あの「Captain Marvel」のライブ盤ともいえるアルバム。もともとCDではめちゃくちゃな曲名で「Portrait」として発売されていました。

ポートレイト

スタジオ録音と違ってアイアート・モレイラがいないのは幸か不幸か。「コンプリート」と言っておきながらCDにはワルシャワでのライブ音源も追加収録されています。

 

さて、どうしてもスタジオ録音と比べた聴き方になるのはしょうがない。

冒頭1曲目、いきなりスタジオ録音よりゆっくりの「Captain Marvel」が。「ジャズは同じ曲をやるたびにだんだん速くなる」という「Nardisの法則」に従わないんだから。

Windows」はゲッツのスタジオ録音よりもすばらしい出来。やはりベースとドラムがスタジオ録音のときとは違うからね。

「 Time’s Lie」はチック・コリアによるカリプソ風ソロがスタジオ録音に比べてイマイチ。でもこの曲ではコリアのバッキングでトニー・ウイリアムスがソロを繰り広げるという展開。聴きごたえある。

「La Fiesta」は後年に通じるかっこいいイントロがついているけど、ゲッツは乗り切れていない様子。というか、ゲッツは結局この曲は初演以外乗り切れていないような気がする。スタンリー・クラークが最後のリフへの戻りを間違ったりラストでフライングするあたりはご愛嬌。

全体的にコリアの音が小さいけど、実はこのアルバムはクラークを聴くアルバムだと思います。1曲目から縦横無尽に動き回り、すごいビートを聴かせます。でもクラークって、ソロはどれも同じに聴こえてつまらないんですよね。そう思うのは私だけ?

 

Complete Live at Montreux 1972

Complete Live at Montreux 1972