スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Stan Getz Quartet At Birdland 1961

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音質はいかにもエアチェックというわるさ、でもゲッツのプレイはよい。ロイ・ヘインズもあまり目立たないのでOK。とにかくベースのジミー・ギャリソンがいい演奏をしている。スコット・ラファロ事故死からほぼ4か月後の録音。

 

ただ、このアルバムはラインナップがひどい。50年代初期と60年代初期のレパートリーが並んでいるのは興味深いんだけど、つまらない曲をわざわざ選んだのかという感じ。

 特に「Where Do You Go?」はかったるい。いろんなCDに収録されている例のラファロとの共演盤を聴いたことがある人は「この曲こんなだったっけ?」と思ったかも。はい、違う曲です(こっちが正しい。あのラファロとの共演盤の方が間違っています)。加えて「Jordu」「When The Sun Comes Out」と、誰も喜ばないナンバー。ちなみにあいかわらず「Autumn Leaves」はCマイナー。

シンフォニー・シッドのMCはテキトーすぎるし、まるでラジオ音源のような構成はなんなのだろう。

 

AT BIRDLAND 1961

AT BIRDLAND 1961