2枚組で40テイク収録だけど、ゲッツ参加は4曲6テイクのみ。それでも買うのがゲッツファン。なんといっても「 Four Brothers」「Summer Sequence (Part 4)」が入っているのだから。しかし昔は安く買えたのに今はけっこう高くなっているみたい。
その他の曲もゲッツのソロが聴こえてると思うんだけど、なにせこの時期は恥ずかしながらゲッツとズート・シムズの区別がほとんどつかない。ソロも短いから吟味できないというありさま。それっぽいソロが2人分あったら少なくともどちらかがゲッツですから。
「Early autumn」の原型となった「Summer Sequence (Part 4)」は、本テイクより別テイクのほうがゲッツはいいソロをとっている。
ゲッツ参加曲は少ないけど、ほかにも「Caldonia」「Woodchopper's Ball」など楽団の代表曲がたくさん入っているので、わるくないアルバム。「ゲッツのみ目当て」でなければ。
それにしても、二枚組で録音順に収録されていて、セカンドハードの録音になったところからまったく別のバンドになったかのように空気が変わるのはスゴいです。
Blowin Up a Storm: The Columbia Years 1945-47
- アーティスト: Woody Herman
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2001/06/26
- メディア: CD
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