スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Stan Getz on Roost 2

スタン・ゲッツ・オン・ルースト Vol.2

前半3分の2はピアノがホレス・シルバー。なんと「Split kick」の初演が聴けます。アート・ブレイキーの演奏と比べるとはとても同じ曲には聴こえない・・・

 

リチャード・ロジャース「It might as well be spring」はもともと名曲だけど、ゲッツにかかるとさらに味わいが引き出される。60年代のボサノヴァ・ヴァージョンもわるくないけどね。

「Lullaby of birdland」は別テイクが発掘されましたね。やっぱり発表されたほうがいい出来だけど。

そして「Autumn leaves」。ハードバップ以降の単にこの曲を素材としてしか捉えていない演奏に毒されたひとは「陳腐」と評するけど、本来この曲はここでの演奏のよう にしっとりとやるもの。私はすごく好きです。ただゲッツは、ここでも、そして91年のラストレコーディングでも、GマイナーでなくCマイナーで演奏するん ですよね。いろんなスタンダード曲のお約束のキーはマイルス・デイビスの録音で決まったというけど、マイルスの録音に先立つこと約8年、このころはCマイ ナーが普通だったのかな。

最後の12月19日の音源は、マスターテープの関係なのか、私の持っているCDでは全体的な音程がちょっとずれていて、トランスクライブには若干不向きかも。

 

スタン・ゲッツ・オン・ルースト Vol.2

スタン・ゲッツ・オン・ルースト Vol.2