スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Serenity

Serenity

まったく期待せずに買ってみたら、とんでもなく気にいってしまったアルバム。エマーシーでの録音はケニー・バロンのピアノが輝いて聴こえるのが特徴です。

 

1曲目の「Green Dolphin Street」、イントロと混ざった冒頭のテーマメロディの崩し方が絶妙。エンディングではマイケル・ブレッカーみたいなオルタネイト・フィンガリングも聴けて、ゲッツが研究熱心だったことがわかります。

 

やっぱり白眉は3曲目「falling in love」。最低音域を「ボフッ!」と爆発的に鳴らすのは80年代以降ゲッツがよくやっていたけど、それとサブトーンが混じり合って美しすぎるバラード演奏が展開される。スタジオ録音のものよりはるかに良いです。

 

ラストの「I love you」、エンディングではちょっとフリーみたいなフレーズで、冷静に聴いてみるとゲッツらしくない、いや、やっぱり研究熱心だったんだなあと思います。

 

もしライブ録音の残りテイクの寄せ集め、と考えている人がいたら、だまされたと思ってぜひ聴いてみてください。

 

 

Serenity

Serenity