スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Stan Getz, JJ Johnson Quintet Live in Chicago 1988

あのオペラハウスの約30年後の再開セッション。ジャケット写真が若いな~ 選曲はオペラハウス盤といくつかかぶっている。ファンサービスなのだろう。 なんとなく音質はわるくないと思うけど、よく聴いてみるとゲッツの音色のレンジが狭く、きれいに聴こえな…

Stan Getz and J.J Johnson At The Opera House

いろいろなジャケットがあるけど、上のものが一番好きかな。 これは後から改めて作ったものっぽいし(本当のことはわかりませんけど)、 こっちはCDになって作り直したような香りがする(本当のことはわかりませんけど)。 CDはステレオ盤とモノラル盤がほぼ…

Like Someone In Love /Ella Fitzgerald

エラ・フィッツジェラルドのバラード集。うち7曲はエラのほかストリングスとゲッツだけ。ゲッツが思い切りフィーチャーされているのがうれしい。曲はバラードばかり。前年(1956年)に同じくヴァーヴで録音されたアニタ・オデイのアルバムは、ゲッツが5曲参…

Poetry /Stan Getz & Albert Dailey

ゲッツとアルバート・デイリーのデュオ。後年の「People time」みたいなものを期待すると裏切られる。それはデイリーのピアノが拙いからだけではない。 選曲は「Confrmation」「Tune up」「A night at tunisia」など、デュオでは避けるべき曲が並んでいる。…

Summertime /Dizzy Gillespie - Johnny Griffin Quintet

安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。 1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの。この頃はオルガン入りカルテットで欧州ツアーをしていたと思うから、パリのライブに遊…

Live at Montmartre

スティープルチェイス唯一のゲッツ録音。単なるライブ録音と思わない方がいい、名盤。もともとレコード1枚だけの発売だったけど、残りテイクを「2」として発表し、CDでは追加曲も入った。 ジョアン・ブラッキーンは1976年より少しはうまくなっている。し…

Stan Getz - Vol. 2-Teenage Stan 1946-1947

「Vol.1」よりも後年のゲッツから遠ざかったような印象もある「Vol.2」。4曲はサヴォイの録音と同じテイクで、3曲は1947年のジャストジャズと同じ音源。サヴォイ録音は自由にのびのびと演奏しており、これが10代のくせにかなり上手。 前半のベニー・グッドマ…

Havana Jam 2

「1」ではゲッツのソロなしという煮え湯を飲まされたけど、こちらの「2」では参加3曲中2曲でソロが聴ける。それも、「Polka Dots And Moonbeams」は、個人的にゲッツ生涯の名演が聴けると思う。 最初はデクスター・ゴードンがブリブリと彼らしいテーマから…

Forest eyes

オランダのアレンジャーと組んだ1979年録音。よく見るとなんだか不気味なジャケット。しかしその不気味さとは裏腹に、内容はよくできたアルバム。 1曲目「We Are Free」はオーケストラをバックに8ビートを意識させるバラード。高音域でハスキーになるゲッツ…

Grand Stan

ゲッツファンにとってはレベルが高いアルバム。初心者向けではないw まず、全3曲というあたりが上級者向け。ゲッツでこのパターンとは。ジョージ・ムラーツの参加はうれしい。おまけにベースの音が大きく録音されているので、ムラーツを堪能するにはいいア…

You Gotta Pay The Band /Abbey Lincoln

聴くまでは、「どうせ90年代のジャズボーカル、ヒップホップとかなんでしょ」と思っていたのに、全然そんなことなかった。ムーディな曲中心の、極上のジャズボーカルアルバム。アビー・リンカーンの歌い方は嫌いだけどいいアルバム。 ゲッツのスタジオ録音…

The soft swing

冒頭の「All The Things You Are」があまりにもリラックスしているので、そのすごさに気づかないかもしれない。採譜してみるとすごいことがよくわかる。 しかし2曲目「Pocono mac」もリラックス路線。3曲目はややアップテンポになるも次はまたゆったり。 …

The Stockholm Concerts /Stan Getz & Chet Baker

チェット・ベイカーとの北欧ツアーで、「Quintessence」の前日の録音。こちらはスウェーデン、あちらはノルウェーのライブ。ついでにいうと、こちらはCD3枚組、あちらは別売りで2枚というボリューム。 CD3枚組だけど、内容は2日間のライブをおさめている…

DVD 2

前回の続きです。 これはあのモントルーライブとまったく同じ。ちゃんと最後にスタンリー・クラークが間違ってますよ。トニー・ウイリアムスがたったこれだけのセットであれだけの音を出すのだからすごい。 例のCD3枚組のライブと同じ音源です。ゲッツの派…

DVD

今では動画サイトでゲッツのいろいろな動画を見ることができるけど、DVDとして購入できるものとして思いつくのは、これくらい。 これは1980年代のライブで、CDにはなっていないはず。冒頭3曲がおそろしくつまらない・・・ 1978年の欧州ライブ。演奏内容は抜…

Norman Granz jam session 4

ノーマン・グランツのジャムセッション。全9アルバムのうち3と4がゲッツ参加。 こちらはカウント・ベイシーのオルガン演奏も聴かれる。 「Oh, Lady, Be Good!」はゲッツがガンガン攻めまくる。「Norman Granz jam session 3」と同様、いまいちゲッツがゲ…

Norman Granz jam session 3

ノーマン・グランツのジャムセッションシリーズ。バラバラでCD発売されているようだけど、CD5枚組のコンプリート盤のほうがお薦め。 ジャムセッションシリーズは9まであるんだけど、ゲッツが参加しているのは3と4。 ここではカウント・ベイシーがピア…

Dear Old Stan Getz Vol.2 Out Of Nowhere

マシュマロレコードの限定盤で、私の持っているCDには「213」という番号が振られている。はい、アナログではなくCDの方です。 最初の4曲は「Swiss radio days」と同じテイク、最後の3曲はもっとも出回っている録音の1つ、あのオスカー・ペティフォ…

Focus

いわゆるジャズの「ウィズ・ストリングス」とはまったく違う、独特のサウンドを持ったアルバム。ムード音楽的要素は皆無なので、ストリングスものが嫌いな人も安心して聴ける。逆に、ムード的なものを求めている人にとっては「だまされた!」感たっぷりだろ…

Stan Getz at Nalen With Bengt Hallberg

最初聴いたときは、ゲッツの短いソロとベンクト・ハルベルクの長~いソロの対比で、ゲッツ手抜きライブの録音かと思ってしまった。それほどハルベルクのソロは長い。「All God´s Chillun Got Rhythm」と「Ack Värmeland Du Sköna」がそう。 もしかしてゲッツ…

Complete 1948-1950 capitol sessions/Woody Herman

コロンビアの2枚組同様、ゲッツ参加曲は少ない。全39曲中たった7曲。歌伴オケばかりでほとんどゲッツの音も聴こえない。それでもここには「Early autumn」が収録されている。この1曲のみがほしいのならオムニバスがいくつもあるんだけど、やはりゲッツ…

Empty Shells

おそらくゲッツの音源でもっとも海賊盤が多いのが、このライブ音源。ゲッツのファンは曲名を見ればすぐにピンとくる。ちなみに2番目に多いのがワルシャワの録音の5曲ね。 チャック・ローブを入れてフュージョン色を強めているんだけど、ローブのソロはフレ…

Stan Meets Chet

ルックス重視派にとっては最高のアルバムの1つのはずだけど、内容は決して名盤とは言い難い。このアルバムほどツッコミどころが多いものも珍しい。好きなアルバムだけど。 まず、この2大スターの共演なのにリズムセクションが無名w なんとなくきいたこと…

Complete Live in Stockholm. November 21 1960 /Jazz at the Philharmonic

ヴァーヴでLP4枚に分かれていたものがCD3枚組でコンプリートとして発売されたもの。これに限らず、ポリドールから離れてようやくファン待望の音源がCD化されているのはいいことです。 ところが、コンプリートといっているのにこれはコンプリートではな…

Change of Scenes / Stan Getz with The Kenny Clarke-Francy Boland Big Band

ゲッツの中でも硬派の最右翼に位置するアルバムの1つ。フランシス・ボーランによる、主義主張がない究極の純粋主義的音楽がなぜかゲッツとぴったりマッチ。 フリーの要素、メカニカルなリフ、エレキベースのハーモニクス、不安を誘うエレピ、いきなり5拍子…

Interpretations by the Stan Getz Quintet #3

ボブ・ブルックマイヤーを入れたクインテットによる録音。すごくカッチリしている印象で、ある意味では50年代ゲッツの最高傑作かもしれない。好き嫌いでいえばもっと好きなアルバムがあるけど。 1曲目、「It don't mean a thing」で思い切りスイングする。超…

A look at yesterday

ゲッツを売るには曲数が少ないので他の録音を集めたもの。あとになって曲が足りないので他にもいろいろ寄せ集めて、ゲッツ名義で売ろうとするのはわかる。けど、全19曲中ゲッツ参加が7曲しかないのは、店頭でなくネットで買った人はだまされたと思うかも。 …

Award Winner

アマゾンのレビューでは一連の西海岸セッションの頂点という記載もあるけど、どうなんだろう。ゲッツは落ち着き払って名演をするものの、如何せん選曲がわるい。 1曲目「Where Or When」はサイズが32小節でないだけでなくメロディも進行もよくない。全然乗…

The West Coast Sessions

アルバムでいうと「West coast jazz」「The steamer」「Award winner」そして「The cool sounds」の前半のセッションと、アウトテイクが収録されている。 それらのアルバムについては別稿で述べたとおり。アウトテイク(断片や別テイク、録音時の声など)は…

Two Sides of Stan Getz

LPでしか出ていないように思われているけど、実は下のCDと内容は一緒。とはいえ、こちらもちょっと入手しづらくなっているらしい。 こっちの方では曲名が1つだけ違っているけど、同じ内容です。前半は、例の「最もブートレグが多い録音」である、スコッ…