スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

90年代

Marciac Jazz Festival 1990

JazztimeのCD-R海賊盤。「Final Concert Recording」でのメンバー、すなわちケニー・バロン、アレクッス・ブレイク、テリ・リン・キャリントンとのカルテットというだけでもかなり期待できるし、収録曲には「Seven Steps To Heaven」もあるのだからかなり楽…

Final Concert Recording

映像作品もでている2枚組CDです。DVDと編集状態もまったく同じ音源だけど、やはりCDで聴いたほうがゲッツの音楽に集中できる。あんなシャツ着てるとは想像していなかったし・・・youtubeに上がっている、ショートパンツで演奏しているのなんて、ホント見なけ…

Not So Long Ago

90年12月のライブの発掘音源。80年以降、死期が近づくにつれてソロが心にせまるようになっている中の、貴重な録音です。 残念なことに発掘ものだけあって音質は良くない。バラード録音ではサーというノイズが顕著。せっかくジョン・パティトゥッチが参加し…

You Gotta Pay The Band /Abbey Lincoln

聴くまでは、「どうせ90年代のジャズボーカル、ヒップホップとかなんでしょ」と思っていたのに、全然そんなことなかった。ムーディな曲中心の、極上のジャズボーカルアルバム。アビー・リンカーンの歌い方は嫌いだけどいいアルバム。ゲッツの歌伴としては…

People Time: The Complete Recording

この7枚組のアルバムが発表されたときは歓喜しました。これを「いかにも末期がん患者のダメライブ」と評したひとがいたけど、残念。人類の永遠の財産だと思います。ライブは1991年3月3日から6日までで、それぞれ2セット(6日は1セット)。 当初発表された2枚…

Language Of Life /Everything But The Girl

ポップスへの客演。「The Road」という曲に参加してます。これがバカにできないくらい良いんですよ。少し切ない曲想にゲッツがからむ。ソロスペースを与えられているわけではないけれど、最初から最後まで適度にからんで、じゅうぶんゲッツを堪能できます。…

People Time

なんだかんだいっても、私が一番好きなゲッツのアルバムがこれです。「ベースとドラムがいないなんてジャズじゃない」という評価も耳にしますけど。ラストレコーディングということに思いをはせると、聴くたびに涙が出てくる、そういうアルバムです。2枚組で…

Take It To Heart /Michael Mcdonald

ゲッツは1曲のみ参加。その曲自体、「マイケル・マクドナルドがこの曲かあ」となんだか不思議な気分になりますが。 聴いているとずっと歌が続き、ゲッツが出てくる気配もない。だんだん不安になってくる。さんざん歌で引っ張って「本当のゲッツ参加してるの…