スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

80年代

The dolphin

私が好きなゲッツのアルバムではベスト3に入ります。 「ゲッツがそれまでのヒット狙いをやめて、原点回帰したアルバム」といわれていて、実際そのとおりだと思う(このあともポップなフュージョンを数枚録音しているけど)。 1曲目の「The dolphin」の美し…

1100 Bel Air Place /Julio Iglesias

まさかフリオ・イグレシアスのアルバムに参加しているとは驚きました。「世界の恋人」のバックで。 ゲッツは「When I fall in love」に参加。ソロに関してはいうことなし。ただ、このテイク、バックの関係でそう聴こえてしまうのか、わざとそういうアレンジ…

Schuur Thing /Diane Schuur

ゲッツが応援していたというダイアン・シューア。このアルバムでは2曲に参加。まずは「It don't mean a thing」。クイーカを入れたサンバ風リズムで、歌は早々にゲッツのソロにチェンジ。バッチリのソロを聴かせたあとは歌との2小節交換(4分の2でカウント…

Anniversary

87年のライブ。このアルバムの収録にもれたのが後年「Serenity」として発表されるんだけど、どちらも文句ない内容。 こっちは1曲をのぞいてバラードとミディアムテンポ。ラスト前の「What is this things called love?」がアルバムのクライマックス。普通の…

Yours and Mine

1989年、かなりの名盤だと思う。1曲目「You'd Be So Nice To Come Home To」は普通のスタンダードながら、ゲッツの録音は初めてじゃないかな?これがすばらしい演奏で、けっこうフレーズもコピーできます。ベースのレイ・ドラモンドも短いながら無骨ないい…

Bossas & Ballads: The Lost Sessions

「bossas」という複数形はありなのかわかりませんが。 1989年の未発表セッションだったもの。あまりにもクオリティが高くて、どうしてこれが未発表だったのかと誰もが思うはず。ライナーには「(当時録音したレーベル)A&Mはストレートアヘッドなジャ…

Billy Highstreet Samba

ゲッツのソプラノサックスが聴けるアルバムとして有名だね。81年録音でメンバーも一新していることもあり、70年代的フュージョンではなく確かに80年代のフュージョンとして仕上がっている。「The Dolphin」以降なのに「またフュージョンか」という人も…

Repetition /Jimmy Gourley

この人、なぜいきなりゲッツをサイドマンとして録音してるのかなあと思っていたら、50年代(だったかな)にゲッツと共演してるんですね。 「Embraceable you」はゲッツがテーマを半分とり、完全にサイドマンではなく少なくとも主役の1人。ソロもギターバック…

Friends for Schuur /Diane Schuur

ヘレン・メリルのアルバムのように、ゲッツの未発表録音にあとでオーバーダブしたというものではありません。アルバム「Blue skies」のゲッツのカルテット演奏からコンピューター処理でソロを抜き出して歌伴風に仕上げたというもの。オリジナル演奏はさんざ…

Blossom of stars /Helen Merrill

アルバム「Just Friends」録音のときの未発表テイク3曲が収録されています。それが「My romance」「MIsty」「ブラームスはお好き」だから、期待してしまう。いえ、内容はわるくないですよ、ゲッツ参加トラックに限っていえば。 ゲッツの「My romance」なん…

Deedles /Diane Schuur

ゲッツは2曲参加している。 「I'm Just Foolin' Myself」、まずピアノのイントロがかっこいい。そして80年代ゲッツ特有の落ち着いたクリアな音色と歌い回しで、しっかり伴奏をする。GRPだけあって、録音も良い分、ゲッツが素晴らしく聴こえる。 そして…

Live at the Concord Jazz Festival /Woody Herman

ウディ・ハーマン楽団のライブにゲッツが客演するという、恒例のパターン。今回は81年ということで、なんと「The dolphin」をやっている。 もともと作曲者ルイス・エサによる初演もしっとりしたものになっているこの曲、ビッグバンドでの演奏はやはりゴージ…

Pure Getz

ジャケットがモノクロだから、なんとなくパッとしない内容なのかなと思うと、いい意味で大きく予想を裏切られる。80年代以降のゲッツは基本的にハズレなし。 ライブでもおなじみの「On the up and up」や「Tempus fugit」のスタジオ録音も収録。「Sippin' at…

Seven Faces of Valentine /Chet Baker

このアルバムはチェット・ベイカーによる「My funny Valentine」が7曲入っているというとんでもないものなんだけど、そのうち1つがゲッツとの80年代の北欧ツアーでの録音。 80年代の北欧ツアーはヴァーヴからもコンコードからもライブ盤が発売されているけど…

Small World /Huey Lewis & the News

それまでの純粋アメリカンロック路線から方向転換をして、スカっぽいサウンドを取り入れたりインストルメンタル曲を2曲も収録したりして、「ロックを辞めた」などと言われ商業的に失敗したアルバム。 ところが、このインストルメンタル曲のうち1つに、なん…

Brasil /The Manhattan Transfer

スタン・ゲッツが1曲だけ参加しているだけでなく、なんと作曲者のジャヴァンまで参加しているというレアものです。ライブ映像がYoutubeにもありましたね。 ジャヴァンの楽曲はとにかく個性的、MPBはほとんどがそうですが北半球では生まれようもないメロ…

Just friends /Helen Merrill

1曲目は、あの名曲「Cavatina」。イントロのあとゲッツによるメロディが聴こえ、感動しているとヘレン・メリルの歌が入ってきて思い出します。 「ああ、そういえば私はヘレン・メリルの声も歌い方も嫌いだったんだ」 主役であるはずのメリルはわきに置いて…

Serenity

まったく期待せずに買ってみたら、とんでもなく気にいってしまったアルバム。エマーシーでの録音はケニー・バロンのピアノが輝いて聴こえるのが特徴です。 1曲目の「Green Dolphin Street」、イントロと混ざった冒頭のテーマメロディの崩し方が絶妙。エンデ…