スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

70年代

My favorite ballads /Greetje Kauffeld

すみません、この人を存じ上げておらず、読み方もわかりません。バックのオーケストラはオランダのものらしいけど。 1973年の録音で、1曲だけ「Yesterday I heard the rain」にゲッツが参加している!オーケストラものでちょっとだけ間奏する程度かと思いき…

Jazz Gala Concert /Peter Herbolzheimer

チック・コリアの名曲「Times lie」をオーケストラバックに演奏。初演はあんなに長かったのにたった4分強の演奏。ニールス・ペデルセンのビートのきいたベースに乗ってゲッツが吹くんだけど、途中でコードが変わる辺りとか何か違う。ただのワンコードという…

Communications 72

とにかくすごいアルバム。言い尽くせない。ジャケットはよく見るとピアニストとサックス奏者ということがわかるけど、なんなのかな、芸術的というか。ミシェル・ルグランのオーケストラということで何かを期待すると想像を絶するほど裏切られます。 まずアル…

Mad about the boy /Cybill shepherd

女優シビル・シェパードのボーカルアルバムだけど、とことんゲッツをフィーチャーしている。「ゲッツは歌伴がうまい」といわれているけど、間奏でのソロ以外で実際にゲッツの歌伴をあげられる人は少なかったりする。アストラッド・ジルベルトとの共演もオブ…

Live at Sir Morgan's Cove 1973

1973年ライブの発掘音源。メンバーはアルバート・デイリー、デイブ・ホランド、ビリー・ハート。 発掘ものにありがちな、録音バランスのわるさが際立つ。それでもステレオなので、不思議な感じ。ちなみに録音バランスがわるいアルバムは大きな音量で聴くとけ…

Mort d'un pourri

アラン・ドロン主演映画のサントラ盤。サントラだから、つかみどころのない曲が続く。テンポもほとんどミディアム以下、さらにフランス映画だからほとんどの曲が暗い。朝から聴いたら死にたくなる。 普通にジャズをやっている曲は1,2曲。その分ゲッツの伸…

This is my love /Kimiko Kasai

ゲッツは3曲参加の1975年録音、ゲッツのほかにはなんとギターがコーネル・デュプリー。 ドリヴァル・カイーミの「Das rosas」を「And roses,and roses」というタイトルで収録。クレジットにレイ・ギルバートの名前を見つけて殺意がわきますが・・・ あの名曲…

Stan Getz In Warsaw

このアルバムの前半5曲は、ゲッツの音源の中でももっとも多くのCDで聴けるものの1つといえる。マニアは5曲のタイトルを見ただけで、「あ、1960年のあのライブ音源ね」とわかる。知ってますよね?私は「ワルシャワ5」と名付けているw ちなみにもう1つ…

Summertime /Dizzy Gillespie - Johnny Griffin Quintet

安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。 1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの。この頃はオルガン入りカルテットで欧州ツアーをしていたと思うから、パリのライブに遊…

Live at Montmartre

スティープルチェイス唯一のゲッツ録音。単なるライブ録音と思わない方がいい、名盤。もともとレコード1枚だけの発売だったけど、残りテイクを「2」として発表し、CDでは追加曲も入った。 ジョアン・ブラッキーンは1976年より少しはうまくなっている。し…

Havana Jam 2

「1」ではゲッツのソロなしという煮え湯を飲まされたけど、こちらの「2」では参加3曲中2曲でソロが聴ける。それも、「Polka Dots And Moonbeams」は、個人的にゲッツ生涯の名演が聴けると思う。 最初はデクスター・ゴードンがブリブリと彼らしいテーマから…

Forest eyes

オランダのアレンジャーと組んだ1979年録音。よく見るとなんだか不気味なジャケット。しかしその不気味さとは裏腹に、内容はよくできたアルバム。 1曲目「We Are Free」はオーケストラをバックに8ビートを意識させるバラード。高音域でハスキーになるゲッツ…

Grand Stan

ゲッツファンにとってはレベルが高いアルバム。初心者向けではないw まず、全3曲というあたりが上級者向け。ゲッツでこのパターンとは。ジョージ・ムラーツの参加はうれしい。おまけにベースの音が大きく録音されているので、ムラーツを堪能するにはいいア…

Change of Scenes / Stan Getz with The Kenny Clarke-Francy Boland Big Band

ゲッツの中でも硬派の最右翼に位置するアルバムの1つ。フランシス・ボーランによる、主義主張がない究極の純粋主義的音楽がなぜかゲッツとぴったりマッチ。 フリーの要素、メカニカルなリフ、エレキベースのハーモニクス、不安を誘うエレピ、いきなり5拍子…

LIVE IN NICE 1978 /Bill Evans Trio & Guests

アマゾンでは少しプレミアがついて高く売られていたこともある。2枚組でゲッツ参加はたった1曲ということだけど、ビル・エヴァンスは大好きだからまあいいでしょうと思っていた。ちなみに同じくゲストで参加しているリー・コニッツは昔から苦手。 実際はラ…

The master

70年代なのに、なんの工夫もなく単なるカルテットでバリバリ吹きまくっているというアルバム。それがまた素晴らしい。骨太のゲッツが伝わってくる。ピアノがアルバート・デイリーでなければもっと良かった。 2曲目「Raven's wood」はビリー・ハートのシンバ…

Utopia

「Poetry in jazz」に似ていて違うアルバム。「Poetry in jazz」と比較して、録音状態はわるくてもバランスはわるくない。選曲もアンディ・ラヴァーンの曲は2つに抑えているのがよかった。パーカッションも多彩ながら目立たず、一息つける。ゲッツはむしろ…

Sweetie Pie

貴重な音源が詰まったコンピアルバム。冒頭「Sweetie Pie」は前半はルーストのスタジオ録音そのままで、フレーズも使い回しなんだけど、ゲッツがやたらと長くソロをとっていて、後半は聴いたことのない(あたりまえなんだけど)フレーズが登場、けっこうおも…

Children of the World

極上のフュージョン。 というと、絶対に聴きたくないという人とぜひ聴きたいと人が出てくる。とにかくすばらしいアルバム。ただしジャケットのイメージの音楽ではありません。 冒頭「Don't Cry For Me Argentina」はミュージカル「エビータ」から。原曲とは…

Jazz at the Santa Monica Civic '72

ノーマン・グランツによるいつものジャムセッションみたいなものなんだけど、CD3枚組でまったく飽きさせない。特に素晴らしいのがエラ・フィッツジェラルドだけど、今回はゲッツの話だけにしておきます。 ゲッツはJATPオールスターズとしての5曲に参加。…

Affinity

詳しくは知らないけど、英文ライナーを読むと、妻のモニカの兄弟のホームパーティでゲッツがセッションしたものをたまたま録音していたというもの。これはもう、よくぞ発表してくれました、という内容。とにかくゲッツがリラックスしていてフレーズが素晴ら…

Complete Live at Montreux 1972

映像作品も出ている、あの「Captain Marvel」のライブ盤ともいえるアルバム。もともとCDではめちゃくちゃな曲名で「Portrait」として発売されていました。 スタジオ録音と違ってアイアート・モレイラがいないのは幸か不幸か。「コンプリート」と言っておきな…

With European Friends

このころの欧州セッションでは、ゲッツはストップタイムが好きでけっこうやっている。このアルバムも1曲目2曲目と連続。 前半の50年代の録音は「round midnight in Paris」と同じ音源で、「They All Fall In Love」ってクレジットされている曲は「a ghos…

Newport in New York '72

いろんなジャケットがあるようですが、私の持っているバージョンは下のこれです。 72年のニューポートジャズフェスティバルの録音で、CD3枚組。もとはLP5枚だったのかな(6枚?)。とにかくすごいメンバー。ゲッツのほか、ディジー・ガレスピー、クラー…

The best of two worlds

60年代の共演盤よりパッとしない印象があるかもしれないけど、ポップスとしての完成度はこちらも負けていない。変にストイックなものを求める必要はない。ボサノヴァのスタンダード曲は収録されていないけど、名盤だ。 1曲目、いきなり英語詞でエロイーザ・…

Montreux Summit Vol. 2

「Montreux Summit Vol. 1」は2枚組だったけどこちらは1枚。ゲッツは2曲参加。 「Red top」はゲッツとデクスター・ゴードンのトレード、ウディ・ショウとメイナード・ファーガソンのトレードが聴ける。ゲッツのソロのあとにゴードンはトレードのみで登場する…

Montreux summit vol.1

とにかくすごいメンバー。ビリー・コブハムにアルフォンソ・ジョンソン、ボブ・ジェームス、エリック・ゲイルにヒューバート・ロウズなどとゲッツが共演。CBSはこういう音源をなかなかCDにしてこなかった。 フュージョンの大スターによるリズムセクショ…

Havana Jam 1

1979年にキューバで行われたイベント。とんでもなくすごいメンバーが参加していることはここでは触れず、ゲッツの話をします。 ゲッツはCBSオールスターズ名義で、この「1」の方では1曲参加・・・らしい。「Project "S"」という、カッコいい曲に参加して…

Jazz Collector Edition

すごく不思議なアルバム。この、いかにも千円盤のようなダメジャケットと、録音データ不記載ということもあり、明らかに海賊盤という印象w ところがこのアルバム、とんでもなくよい。全部で3つのセッションなんだけど、最初の4曲のアレンジが丁寧で秀逸。…

My Foolish Heart: Live at the Left Bank

楽器の音量バランスが良く、これが発掘音源とは信じられないくらい。リッチー・バイラーク、デイブ・ホランド、ジャック・ディジョネットというメンバーで、選曲の妙もあってかゲッツがどんどん迫ってくる。 アルバムタイトルにもなっている「My foolish hea…