スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

60年代

Live in London Vol.2

「Vol.1」でもいったとおり、録音バランスのわるさとピアニストのまずさが気になってしょうがない。ピアニストについて、日本語ライナーでは「個性が強い」という表現をしているが、そういうものではない。あまりのひどさに怒りすら感じる。 ピアニスト、ス…

Jazz/ Tony Bennett

トニー・ベネットのオムニバスで、ゲッツ参加の4曲が収録されている。 とにかくゲッツが吹きまくる。単なる歌伴という遠慮はまったくない。「Out Of This World」は完全にゲッツが主役。 ジャズでは普段アップテンポで演奏される「Just Friends」は、しっと…

Sweet rain

チック・コリアの参加で有名なアルバム。ジャケットの写真は誰なんだろう。 テンポが目まぐるしく変わるコリアの「Litha」、最初の4ビートでのフレーズはアドリブなんだろうか、他のライブ録音でも演奏しているんだけど、ゲッツのソロフレーズとしての特徴が…

What The World Needs Now Is Love

バート・バカラック曲集。最初はバカラックなのに「I'll Never Fall in Love Again」「I Say Little Prayer」「Raindrops Keep Falling on My Head」「Close to You」が入ってないなんて!と思っていたのだけど、これが聴いてみるととても良いアルバム。クラ…

Bob Brookmeyer & Friends

なぜボブ・ブルックマイヤーのリーダーでこのメンバーを集めることができたのかと思ってしまう。ゲッツのほか、ゲイリー・バートン、ハービー・ハンコック、エルビン・ジョーンズ、CD追加曲ではトニー・ベネットも。エルビンのドラムがやはり特徴的で、ブ…

Sweetie Pie

貴重な音源が詰まったコンピアルバム。冒頭「Sweetie Pie」は前半はルーストのスタジオ録音そのままで、フレーズも使い回しなんだけど、ゲッツがやたらと長くソロをとっていて、後半は聴いたことのない(あたりまえなんだけど)フレーズが登場、けっこうおも…

Plays Music From The Soundtrack Of Mickey One

おそろしくつまらない、ゲッツの名前が冠されているものの中でダントツにつまらないアルバム。二度と聴かないつもりだったけど、改めて聴いてみました。 まず、これはジャズではない。サントラ盤なのか。でもタイトルを見るとそのままサントラというわけでも…

Live Jazz From Club 15

このシリーズでほかにもいろいろあるらしい。アマゾンで探すと同タイトル別ミュージシャンでたくさん出てくる。 ゲッツの録音は1966年10月22日とあり、ディスコグラフィーには載っていない。録音年月日データがあるわりにはパーソネルは不明。でも、…

Stan Getz at Large plus vol.1,2

「Stan Getz at Large」のセッションで発表されなかった3曲が、2枚に分けて収録されている。昔は入手困難だったのに、今はアマゾンでこんなものが買えます。↓ 私はけっこうな額で2枚別々のものを買ったんですけどね。待てば安く買えたのね。 未発表だったの…

Stan Getz at Large

冒頭の「Night and day」が始まった瞬間、そうそう、この曲はこのテンポもよく似合う、とうれしくなる。と思いきや、8小節目のコードはなんだ!たまにこのリハモを耳にするけど、ホントにやめてほしい。曲の雰囲気がこれだけでがらっと変わる。晩年のライブ…

Polish Radio Jazz Archives 01

ホントに、このアルバムが発売されたころは同じく1960年のライブがたくさん発掘されていた。「またか」と思いながらも、どれもこれも抜群の内容。もしかしてゲッツの絶頂期は1960年なんじゃないかと思うほど。 このアルバムは曲名を眺めていると「ワルシャワ…

In Sweden 1958-60

ヴァーヴの「imported from Europe」のスタジオセッション全貌にいくつかのライブ音源を加えた内容。スタジオ録音の方は、ヴァーヴのアルバムに収録されなかった「gold rush」や「cabin in the sky」など、お蔵入りさせるのが惜しい演奏がずらりと並んでいる…

Stan Getz Miles Davis rare live

ジャズ界でもっとも期待外れの1枚。まずこの2人の共演ではないのにこのジャケット。マイルス・デイビスの方の録音も、レスター・ヤングの衰えっぷりが悲しくなるんだけど、やはりゲッツの録音について。 このアルバムがどうして期待されるかというと、スコ…

Live At Newport 1966 / Hollywood Bowl 1986 Woody Herman

1966年と1986年のライブを収録したもの。 1966年の方はお約束の「four brothers」と「early autumn」。またか、とも思うけど、「four brothers」はややテンポが落ちていて聴きやすい。ゲッツのソロは手抜き風。 「early autumn」はオケのバランスが取れてい…

SWISS RADIO DAYS JAZZ SERIES, VOL.29

この発掘音源が発売されたころって、同じような50年代末~60年の欧州ライブ録音の発掘音源がたくさん発表されていて、その中にはちょっと首をかしげるような内容のものもあった。さらに、もともと発売されている同様の北欧録音なんかとレパートリーも似…

Without a Song

ジャケットにはベニー・グッドマンが映っている。ゲッツはオットーリンクのメタルを吹いているという、実は貴重な写真。 このアルバム、冒頭の「born to be blue」を聴いた瞬間ノックアウトされる。ほかのアルバムで聴けるようなバラードでなく軽快なミディ…

Stan Getz & Bill Evans

ジャケットのゲッツの写真がかっこわるいよね。ビル・エヴァンスの方はバッチリカッコいいのに。 ロン・カーター、エルヴィン・ジョーンズのリズムセクションが合ってるのか合っていないのかよくわからないけど、全体的には2人のリーダーがいい作品に仕上げ…

Voices

ストリングスの代わりに混声コーラスがバックについた作品。 というと興味深く思えるんだけど、実際は期待(?)のコーラスの音量が小さくて、フツーに聴けてしまうのが残念。もっとキワモノだと思っていたのに。 選曲はホント、箸にも棒にも掛からないもの…

Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida

ゲッツはボサノヴァといわれるアルバムを短期間に集中して録音した。最初の「Jazz samba」が1962年、そしてスタジオ録音ではラストになるこのアルバムが1963年。ライブでは1964年にアストラッド・ジルベルト入りの作品も残しているけど、そのころはすでにゲ…

Stan Getz Bob Brookmeyer recorded fall 1961

ボブ・ブルックマイヤーとの録音は、どれもゲッツの音色が良く録れている気がします。このアルバムもユニゾンのメロディからサブトーンがばっちり聴きとれます。 1曲目は3拍子のブルックマイヤーのオリジナル。ロイ・ヘインズは3拍子でよくやるいつものワン…

Nobody Else But Me

かなりの名盤なのになぜかお蔵入りだったもの。ライナーにはもっともらしい理由が書かれているけど、信じられない。とにかくゲッツの音色がいい。スタジオ録音はそれがいい。ゲイリー・バートンによるバッキングは幻想的な世界を作っている。このアルバムは…

The song is you

1969年、メンバーはスタンリー・カウエルにミロスラフ・ヴィトゥス、ジャック・ディジョネット。そういうこともあり、一部の評論では「ゲッツが若手についていけていない」という論調もあるが、まったく的外れ。彼らが自分の演奏しかできずリーダーの音楽性…

LIve in Düsseldorf 1960

ボサノヴァ以前のあまり知られていない1960年ライブ、おまけにドイツのジャズフェスティバル、5曲入りで「out of nowhere」が2テイクも入っている、あとはいつもの「Woody'n you」など目新しい曲もなし。 なんてことを知ると、まったく期待できないアルバ…

Stan Getz Quartet at Birdland 1961

音質はいかにもエアチェックというわるさ、でもゲッツのプレイはよい。ロイ・ヘインズもあまり目立たないのでOK。とにかくベースのジミー・ギャリソンがいい演奏をしている。スコット・ラファロ事故死からほぼ4か月後の録音。 ただ、このアルバムはライン…

Getz/Gilberto #2

このアルバムほど不思議・意味不明なものも珍しい。ゲッツとジルベルトといいながら、実はオリジナルフォーマットでは共演曲はなし。ゲッツはすでにゲイリー・バートン入りカルテット、ジョアン・ジルベルトは自身のトリオ。当時このアルバムを買った人はだ…

Live In Amsterdam, Dusseldorf & Zurich 1960

当時の欧州ツアーの録音。ドイツやスイスの録音はすでに発売されているものだし、この頃はほかにもスウェーデンやデンマークなどいろいろな録音が残っているので、すべて保有済み音源かと思っていたら、冒頭の7曲のオランダでの録音は未発表だった。コレク…

Live in London

このアルバムを聴いて、ほとんどの人が違和感を覚える。その正体を明かします。 1964年のライブで、ゲイリー・バートンの曲をやっているけどバートンは参加していない。バートンとの初共演はおそらく前年のオーケストラもので、その後ゲッツのバンドに参加す…

Cool Velvet

はっきりいってかなりの駄作だと思う。ゲッツの音色は一般的な普通のストリングスものには合わないのだなあと思う。 いや、ダメな理由はそれだけではない。アレンジがわるい。ジャズではない。ストリングスものでもジャズはジャズ。 最たる理由は選曲だ。ノ…

The Vancouver Concert 1965

「コンサート」と書いてあるのに観客の声も聴こえず明らかにスタジオ録音。曲ごとにMCが入るんだけど、これもエアチェック風でなくマイクによるラインで集音しているのがわかる。 英文ライナーを読むと「ラジオ放送のために録音したもの」と書いていある。…

Jazz samba encore!

「Jazz Samba」で火がついたボサノヴァブーム、いよいよ本場ブラジルのミュージシャンの参加が実現したわけだけど、ボサノヴァとはなじみがないルイス・ボンファとちょっとこわいwマリア・トレード、そして本当は演奏家というより作曲家のアントニオ・カル…