スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

50年代

The soft swing

冒頭の「All The Things You Are」があまりにもリラックスしているので、そのすごさに気づかないかもしれない。採譜してみるとすごいことがよくわかる。 しかし2曲目「Pocono mac」もリラックス路線。3曲目はややアップテンポになるも次はまたゆったり。 …

Norman Granz jam session 4

ノーマン・グランツのジャムセッション。全9アルバムのうち3と4がゲッツ参加。 こちらはカウント・ベイシーのオルガン演奏も聴かれる。 「Oh, Lady, Be Good!」はゲッツがガンガン攻めまくる。「Norman Granz jam session 3」と同様、いまいちゲッツがゲ…

Norman Granz jam session 3

ノーマン・グランツのジャムセッションシリーズ。バラバラでCD発売されているようだけど、CD5枚組のコンプリート盤のほうがお薦め。 ジャムセッションシリーズは9まであるんだけど、ゲッツが参加しているのは3と4。 ここではカウント・ベイシーがピア…

Dear Old Stan Getz Vol.2 Out Of Nowhere

マシュマロレコードの限定盤で、私の持っているCDには「213」という番号が振られている。はい、アナログではなくCDの方です。 最初の4曲は「Swiss radio days」と同じテイク、最後の3曲はもっとも出回っている録音の1つ、あのオスカー・ペティフォ…

Stan Getz at Nalen With Bengt Hallberg

最初聴いたときは、ゲッツの短いソロとベンクト・ハルベルクの長~いソロの対比で、ゲッツ手抜きライブの録音かと思ってしまった。それほどハルベルクのソロは長い。「All God´s Chillun Got Rhythm」と「Ack Värmeland Du Sköna」がそう。 もしかしてゲッツ…

Stan Meets Chet

ルックス重視派にとっては最高のアルバムの1つのはずだけど、内容は決して名盤とは言い難い。このアルバムほどツッコミどころが多いものも珍しい。好きなアルバムだけど。 まず、この2大スターの共演なのにリズムセクションが無名w なんとなくきいたこと…

Interpretations by the Stan Getz Quintet #3

ボブ・ブルックマイヤーを入れたクインテットによる録音。すごくカッチリしている印象で、ある意味では50年代ゲッツの最高傑作かもしれない。好き嫌いでいえばもっと好きなアルバムがあるけど。 1曲目、「It don't mean a thing」で思い切りスイングする。超…

Award Winner

アマゾンのレビューでは一連の西海岸セッションの頂点という記載もあるけど、どうなんだろう。ゲッツは落ち着き払って名演をするものの、如何せん選曲がわるい。 1曲目「Where Or When」はサイズが32小節でないだけでなくメロディも進行もよくない。全然乗…

The West Coast Sessions

アルバムでいうと「West coast jazz」「The steamer」「Award winner」そして「The cool sounds」の前半のセッションと、アウトテイクが収録されている。 それらのアルバムについては別稿で述べたとおり。アウトテイク(断片や別テイク、録音時の声など)は…

Dear Old Stockholm

ルースト(メトロノーム)の音源を集めた編集盤だけど、2曲だけここでしか聴けないテイクが入っている。バリトンサックスを入れたクインテットで、なかなかおもしろい。 「Don't be afraid」はタイトルからスタンダード曲に間違いそうになるけど、ブルース。…

Stan Getz & Cool Sounds

5つのセッションから収録されている。最初の4曲は、使用音域が低く、まるでクール時代に逆戻りしたかのように淡々とした演奏。「of thee I sing」はただでさえパッとしないメロディに加えて3枚組ボックスのコンプリート盤に6テイクくらい入っていてウンザ…

SCANDINAVIAN DAYS

オスカー・ペティフォードをフィーチャーとあるけど、3曲しか参加していませんw 全10曲中4曲は他のアルバムで聴ける。そもそもこの頃の欧州や北欧ツアーの録音はもう飽きた、という人もいるかもしれない。確かに「out of nowhere」を聴いていると「これ…

Municipal Auditorium Topeka Kansas February 55 /Count Basie

カウント・ベイシー楽団のライブアルバムで、ゲッツ参加曲が4つ入っている。ほかはレスター・ヤングやサラ・ヴォーンなどとの共演。 それにしてもゲッツとベイシー楽団の共演はどういう経緯で実現したのか。合うのかなあと心配になる。ベイシー本人との共演…

The Steamer

とにかく名盤。派手さがないものの、大傑作だと思います。 1曲目「Blues for Mary Jane」が、さっそくシブくまったく派手じゃないけど、とにかくゲッツが延々と絶好調なソロを展開する。 これはすごいと思っていると続いて「There Will Never Be Another You…

Nothing But The Blues / Herb Ellis

タイトルのとおりブルース漬けのアルバム。ロイ・エルドリッジは古くさいスタイルでエリスのブルースに合うんだけど、ゲッツはどうなんだろう。1曲目のバックリフ、ゲッツとは思えないプレイで「あんた、誰?」と思ってしまう。オーソドックスなジャズなの…

Moonlight in Vermont /Johnny Smith

ゲッツ参加で有名だけど、ゲッツ目当てで買うととんでもなく後悔することになる。CDによって違うけど、オリジナルアルバムの曲順をまるっきり無視した、真ん中にCD追加曲を突っ込んだ構成にも我慢できない。 ゲッツは別テイク含めて9曲だけ参加してるけ…

Pick Yourself Up /Anita O'Day

アニタ・オデイ1956年の録音。アニタのハスキーな声がとっても魅力的な名盤。 ゲッツは5曲に参加している・・・はず。ソロが聴けるのは「I never had a chance」だけ。それもかなり短い。ヴァーヴだから契約上の問題はなかったと思うんだけど、ギャラの折り…

Diz & Getz

このアルバムがゲッツとディジー・ガレスピーの初共演らしい。当時は「意外な組み合わせ」と評判になったそうだけど、このあと二人の共演はかなりあります。 1曲目「It don't mean a thing」を聴くと、「うう、ゲッツ若い!」と思う。とにかくはつらつとして…

Sweetie Pie

貴重な音源が詰まったコンピアルバム。冒頭「Sweetie Pie」は前半はルーストのスタジオ録音そのままで、フレーズも使い回しなんだけど、ゲッツがやたらと長くソロをとっていて、後半は聴いたことのない(あたりまえなんだけど)フレーズが登場、けっこうおも…

More west coast jazz

1曲目の「Willow Weep for Me」からぐっと引き込まれる。あの曲が名バラードになっている。こんな風に演奏したゲッツは当然すごいけど、これを1曲目に配置したノーマン・グランツはすごい。 続く「Crazy Rhythm」はまさにイマジネーションの泉というかの演…

Early Stan

テリー・ギブスのセッションとジミー・レイニーのセッションをゲッツでまとめたもの。レイニーの方は、当初「スヴェン・クールソン」でクレジットされていたはず。 レイニーは実はけっこうメカニカルな作風で、1曲目「Motion」など原曲の「You step out of …

Stan Getz in Denmark

ゲッツの音源の中で2番目か3番目くらいに多くブートとして出回っているのが、冒頭3曲のオスカー・ペティフォードとのセッション。1曲目はペティフォードのソロのみでゲッツの出番はテーマだけなんだけど、ペティフォードがすごすぎて、まったく不満はない。 …

Sittin' In

ノーマン・グランツのテキトーさがよく表れたアルバム。テナー3人のバトルにするのはいいけど、そこにディジー・ガレスピーも追加してしまったから単なる寄せ集めの印象が強くなってしまった。個人的にはガレスピーは好きだからいいけど、当初はレアだった…

Cool Mix

ボブ・ブルックマイヤーとのセッションをいくつか集めたオムニバス。「Stan Getz '57」は今でこそ簡単に入手できるものの昔はLPしかなかった。でもここには同アルバムから「Minor Blues」「Pot Luck」が収録されている。 このCDのポイントは「The complete 1…

'Round Midnight in Paris

数曲が「with european friends」と重複している。ディスコグラフィーで調べると「topsy」「'round midnight」「a ghost of a chance」はこちらのみ収録らしいとわかるんだけど、「a ghost of a chance」は実は「with european friends」に間違ったタイトル…

The Be Bop Era

ビバップの記録が収録されていて、ゲッツの録音ということを抜きにしても楽しめるアルバム、ジャズファンなら。面白さよりも貴重な記録という意義の方が大きいから。 1950年のメトロノームオールスターズの録音2曲でゲッツが聴かれる。マックス・ローチやレ…

Live From 1952 to 1955

ブート音源を集めたアルバムで、フェイドアウトのテイクもたくさん。冒頭4曲はチェット・ベイカーとの「L.A. Get-together!」にも収録されているけど、パーソネル表記がまったく違う。どっちが正しいかは不明。 ゲッツ自身はもっとも好調な時期と言えるだろ…

In Sweden 1958-60

ヴァーヴの「imported from Europe」のスタジオセッション全貌にいくつかのライブ音源を加えた内容。スタジオ録音の方は、ヴァーヴのアルバムに収録されなかった「gold rush」や「cabin in the sky」など、お蔵入りさせるのが惜しい演奏がずらりと並んでいる…

Modern Jazz Society Presents A Concert of Contemporary Music

ジョン・ルイスの主催した、ちょっとクラシック調のセッション。ゲッツは2曲参加してるんだけど、「Midsommer 」の方はアンサンブルのみ。 MJQの「Django」でおなじみの「Queen's Fancy」ではソロが聴けます。この曲、イントロもかっこいいよね。MJQ…

Hamp & Getz

この頃頻繁に演奏していた「Cherokee」、普段より少しテンポを落として、とてもリラックスした演奏になっている。あくまでも「少し」だけなんだけど。50年代ということで、ライオネル・ハンプトンのおなじみのうなり声も若若しい。 「Ballad Medley」はピア…