スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Sittin' In

ノーマン・グランツのテキトーさがよく表れたアルバム。テナー3人のバトルにするのはいいけど、そこにディジー・ガレスピーも追加してしまったから単なる寄せ集めの印象が強くなってしまった。個人的にはガレスピーは好きだからいいけど、当初はレアだった…

Cool Mix

ボブ・ブルックマイヤーとのセッションをいくつか集めたオムニバス。「Stan Getz '57」は今でこそ簡単に入手できるものの昔はLPしかなかった。でもここには同アルバムから「Minor Blues」「Pot Luck」が収録されている。 このCDのポイントは「The complete 1…

Children of the World

極上のフュージョン。 というと、絶対に聴きたくないという人とぜひ聴きたいと人が出てくる。とにかくすばらしいアルバム。ただしジャケットのイメージの音楽ではありません。 冒頭「Don't Cry For Me Argentina」はミュージカル「エビータ」から。原曲とは…

Live Jazz From Club 15

このシリーズでほかにもいろいろあるらしい。アマゾンで探すと同タイトル別ミュージシャンでたくさん出てくる。 ゲッツの録音は1966年10月22日とあり、ディスコグラフィーには載っていない。録音年月日データがあるわりにはパーソネルは不明。でも、…

Language of Life /Everything But The Girl

ポップスへの客演。これがバカにできないくらい良いんですよ。少し切ない曲想にゲッツがからむ。ソロスペースを与えられているわけではないけれど、最初から最後まで適度にからんで、じゅうぶんゲッツを堪能できます。ベースはジョン・パティトゥッチ、ドラ…

'Round Midnight in Paris

数曲が「with european friends」と重複している。ディスコグラフィーで調べると「topsy」「'round midnight」「a ghost of a chance」はこちらのみ収録らしいとわかるんだけど、「a ghost of a chance」は実は「with european friends」に間違ったタイトル…

Jazz at the Santa Monica Civic '72

ノーマン・グランツによるいつものジャムセッションみたいなものなんだけど、CD3枚組でまったく飽きさせない。特に素晴らしいのがエラ・フィッツジェラルドだけど、今回はゲッツの話だけにしておきます。 ゲッツはJATPオールスターズとしての5曲に参加。…

Stan Getz at Large plus vol.1,2

「Stan Getz at Large」のセッションで発表されなかった3曲が、2枚に分けて収録されている。昔は入手困難だったのに、今はアマゾンでこんなものが買えます。↓ 私はけっこうな額で2枚別々のものを買ったんですけどね。待てば安く買えたのね。 未発表だったの…

Stan Getz at Large

冒頭の「Night and day」が始まった瞬間、そうそう、この曲はこのテンポもよく似合う、とうれしくなる。と思いきや、8小節目のコードはなんだ!たまにこのリハモを耳にするけど、ホントにやめてほしい。曲の雰囲気がこれだけでがらっと変わる。晩年のライブ…

Polish Radio Jazz Archives 01

ホントに、このアルバムが発売されたころは同じく1960年のライブがたくさん発掘されていた。「またか」と思いながらも、どれもこれも抜群の内容。もしかしてゲッツの絶頂期は1960年なんじゃないかと思うほど。 このアルバムは曲名を眺めていると「ワルシャワ…

The Be Bop Era

ビバップの記録が収録されていて、ゲッツの録音ということを抜きにしても楽しめるアルバム、ジャズファンなら。面白さよりも貴重な記録という意義の方が大きいから。 1950年のメトロノームオールスターズの録音2曲でゲッツが聴かれる。マックス・ローチやレ…

Live From 1952 to 1955

ブート音源を集めたアルバムで、フェイドアウトのテイクもたくさん。冒頭4曲はチェット・ベイカーとの「L.A. Get-together!」にも収録されているけど、パーソネル表記がまったく違う。どっちが正しいかは不明。 ゲッツ自身はもっとも好調な時期と言えるだろ…

The brothers

アルバムの前半7曲がゲッツ参加のテイク。ただし別テイクが3つあるので、実質的には4曲。 テナー奏者が、ゲッツのほかブリュー・ムーア、ズート・シムズ、アレン・イーガー、アル・コーンと、全部で5人もいる。これは何がなんだかわからないだろうという…

Spring is here

「the dolphin」と同時期の、姉妹作。演奏内容は当然良すぎるんだけど、選曲がバラード中心になっているのはいかにもアウトテイク寄せ集めアルバムか。それぞれの曲はどれも素晴らしいんですけどね。 とにかく、冒頭「How about you」が良い。ソロに入っても…

Affinity

詳しくは知らないけど、英文ライナーを読むと、妻のモニカの兄弟のホームパーティでゲッツがセッションしたものをたまたま録音していたというもの。これはもう、よくぞ発表してくれました、という内容。とにかくゲッツがリラックスしていてフレーズが素晴ら…

In Sweden 1958-60

ヴァーヴの「imported from Europe」のスタジオセッション全貌にいくつかのライブ音源を加えた内容。スタジオ録音の方は、ヴァーヴのアルバムに収録されなかった「gold rush」や「cabin in the sky」など、お蔵入りさせるのが惜しい演奏がずらりと並んでいる…

Modern Jazz Society Presents A Concert of Contemporary Music

ジョン・ルイスの主催した、ちょっとクラシック調のセッション。ゲッツは2曲参加してるんだけど、「Midsommer 」の方はアンサンブルのみ。 MJQの「Django」でおなじみの「Queen's Fancy」ではソロが聴けます。この曲、イントロもかっこいいよね。MJQ…

Stan Getz Miles Davis rare live

ジャズ界でもっとも期待外れの1枚。まずこの2人の共演ではないのにこのジャケット。マイルス・デイビスの方の録音も、レスター・ヤングの衰えっぷりが悲しくなるんだけど、やはりゲッツの録音について。 このアルバムがどうして期待されるかというと、スコ…

Live At Newport 1966 / Hollywood Bowl 1986 Woody Herman

1966年と1986年のライブを収録したもの。 1966年の方はお約束の「four brothers」と「early autumn」。またか、とも思うけど、「four brothers」はややテンポが落ちていて聴きやすい。ゲッツのソロは手抜き風。 「early autumn」はオケのバランスが取れてい…

Hamp & Getz

この頃頻繁に演奏していた「Cherokee」、普段より少しテンポを落として、とてもリラックスした演奏になっている。あくまでも「少し」だけなんだけど。50年代ということで、ライオネル・ハンプトンのおなじみのうなり声も若若しい。 「Ballad Medley」はピア…

The dolphin

私が好きなゲッツのアルバムではベスト3に入ります。 「ゲッツがそれまでのヒット狙いをやめて、原点回帰したアルバム」といわれていて、実際そのとおりだと思う(このあともポップなフュージョンを数枚録音しているけど)。 1曲目の「The dolphin」の美し…

Stan Getz and the Oscar Peterson Trio

オスカー・ピーターソンのトリオはエド・シグペン参加以降の方が好きなので、このドラムレストリオとの共演はまったく期待していなかった。ところが、大間違い。とんでもなくスイングするのだ。ゲッツも名フレーズの洪水。生涯のベストの1枚といっても過言で…

Birdland Sessions 1952

音質の悪さはゲッツのブートレグの中でもトップクラスwだけど、プレイ内容は最高。冒頭の「Woody 'n you」インコンプリートテイクは、ゲッツの全録音の中でベストの1つだと思う。部分部分はいつものプレイ・いつものフレーズなのに、鬼気迫るというか。あ…

SWISS RADIO DAYS JAZZ SERIES, VOL.29

この発掘音源が発売されたころって、同じような50年代末~60年の欧州ライブ録音の発掘音源がたくさん発表されていて、その中にはちょっと首をかしげるような内容のものもあった。さらに、もともと発売されている同様の北欧録音なんかとレパートリーも似…

1100 Bel Air Place /Julio Iglesias

まさかフリオ・イグレシアスのアルバムに参加しているとは驚きました。「世界の恋人」のバックで。 ゲッツは「When I fall in love」に参加。ソロに関してはいうことなし。ただ、このテイク、バックの関係でそう聴こえてしまうのか、わざとそういうアレンジ…

At Carnegie Hall

前半は「Stan Getz plays」のメンバーでルースト時代のレパートリーなどを演奏していて、ちょっと不思議な感じ。1曲目「There Will Never Be Another You」でのゲッツは淡々としつつもエキサイティング。それなのに続くジミー・レイニーのソロがひどすぎる…

Live At The Hi-Hat 1953 Vol.2

「Vol.1」よりはラインナップがいいかもしれない。とはいえ、予想よりまったりとした感じで全編進むので、「 Interpretations」のような緊張感あふれる演奏を期待すると肩透かしを食らう。 「There Will Never Be Another You」はわりと遅めのテンポ、ここで…

Live At The Hi-Hat 1953 Vol.1

いきなりインコンプリートの「Ornithology」から始まる、フレッシュサウンドのこういうところが好きです。この音質の悪さも雰囲気があっていいんだよね。 「Stan Getz plays」で聴いていた「Hymn To The Orient」「These Foolish Things」をトロンボーンとの…

Schuur Thing /Diane Schuur

ゲッツが応援していたというダイアン・シューア。このアルバムでは2曲に参加。まずは「It don't mean a thing」。クイーカを入れたサンバ風リズムで、歌は早々にゲッツのソロにチェンジ。バッチリのソロを聴かせたあとは歌との2小節交換(4分の2でカウント…

England 1958 / Chicago 1957

「the great english cocert」と「the titans」のゲッツ参加トラックを集めたもの。これがCD発売されて喜んだコレクターは多いはず。 ジャケットのゲッツは珍しくオットーリンクのメタルを吹いている。 1958年の録音は、録音マイクが遠いような感じで、聴…