読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Newport in New York '72

いろんなジャケットがあるようですが、私の持っているバージョンは下のこれです。 72年のニューポートジャズフェスティバルの録音で、CD3枚組。もとはLP5枚だったのかな(6枚?)。とにかくすごいメンバー。ゲッツのほか、ディジー・ガレスピー、クラー…

The Golden Years, Vol. 1 1952-1958

ほとんどラジオ音源で、音質もわるい。アナウンスもたっぷり入っている。だからこそ、秋の夜長なんかに小さい音量で流しているといいムードになるかもしれない。 1曲目のデューク・エリントン楽団との共演「 I Got It Bad And That Ain't Good」は、ジョニ…

The best of two worlds

60年代の共演盤よりパッとしない印象があるかもしれないけど、ポップスとしての完成度はこちらも負けていない。変にストイックなものを求める必要はない。ボサノヴァのスタンダード曲は収録されていないけど、名盤だ。 1曲目、いきなり英語詞でエロイーザ・…

Stan Getz & Bill Evans

ジャケットのゲッツの写真がかっこわるいよね。ビル・エヴァンスの方はバッチリカッコいいのに。 ロン・カーター、エルヴィン・ジョーンズのリズムセクションが合ってるのか合っていないのかよくわからないけど、全体的には2人のリーダーがいい作品に仕上げ…

Voices

ストリングスの代わりに混声コーラスがバックについた作品。 というと興味深く思えるんだけど、実際は期待(?)のコーラスの音量が小さくて、フツーに聴けてしまうのが残念。もっとキワモノだと思っていたのに。 選曲はホント、箸にも棒にも掛からないもの…

Everybody's Somebody's Fool /Jimmy Scott

1952年、ゲッツがバックオーケストラの一員として4曲に参加している。ジミー・スコットの声は魅力的で、これはすごくいいアルバムです。 ・・・ゲッツのソロは一切ないんですよ。ほんの数小節入るソロはゲッツのものではないと思う。「The sound」の後なのに…

Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida

ゲッツはボサノヴァといわれるアルバムを短期間に集中して録音した。最初の「Jazz samba」が1962年、そしてスタジオ録音ではラストになるこのアルバムが1963年。ライブでは1964年にアストラッド・ジルベルト入りの作品も残しているけど、そのころはすでにゲ…

Montreux Summit Vol. 2

「Montreux Summit Vol. 1」は2枚組だったけどこちらは1枚。ゲッツは2曲参加。 「Red top」はゲッツとデクスター・ゴードンのトレード、ウディ・ショウとメイナード・ファーガソンのトレードが聴ける。ゲッツのソロのあとにゴードンはトレードのみで登場する…

Montreux summit vol.1

とにかくすごいメンバー。ビリー・コブハムにアルフォンソ・ジョンソン、ボブ・ジェームス、エリック・ゲイルにヒューバート・ロウズなどとゲッツが共演。CBSはこういう音源をなかなかCDにしてこなかった。 フュージョンの大スターによるリズムセクショ…

At Nalen-Live in the Swedish Harlem

特にすぐれているとは言わないけど、楽しく聴けるアルバム。「News From Blueport」「A New Rhumba」「Catch As Catch Can」などここでしか聴けない曲がつまっている・・・と思いきや、「A New Rhumba」はベースのソロのみ、おまけにテーマからして純度10…

Anniversary

87年のライブ。このアルバムの収録にもれたのが後年「Serenity」として発表されるんだけど、どちらも文句ない内容。 こっちは1曲をのぞいてバラードとミディアムテンポ。ラスト前の「What is this things called love?」がアルバムのクライマックス。普通の…

Ella Fitzgerald At The Opera House

エラ・フィッツジェラルドはジャズ界最大のボーカリストだと思う。ほかにも大物はいるけど、エンターテインメント性や進取性を考えるとやはりエラに軍配があがる。 このオペラハウス録音は、バックにコールマン・ホーキンスやレスター・ヤング、ロイ・エルド…

People time

なんだかんだいっても、私が一番好きなゲッツのアルバムがこれです。「ベースとドラムがいないなんてジャズじゃない」という評価も耳にしますけど。ラストレコーディングということに思いをはせると、聴くたびに涙が出てくる、そういうアルバムです。 スタン…

Stan Getz Bob Brookmeyer recorded fall 1961

ボブ・ブルックマイヤーとの録音は、どれもゲッツの音色が良く録れている気がします。このアルバムもユニゾンのメロディからサブトーンがばっちり聴きとれます。 1曲目は3拍子のブルックマイヤーのオリジナル。ロイ・ヘインズは3拍子でよくやるいつものワン…

Havana Jam 1

1979年にキューバで行われたイベント。とんでもなくすごいメンバーが参加していることはここでは触れず、ゲッツの話をします。 ゲッツはCBSオールスターズ名義で、この「1」の方では1曲参加・・・らしい。「Project "S"」という、カッコいい曲に参加して…

Stan Getz in Stockholm

間違いなく名盤。ただし、アルバム単位で聴くとイマイチ。1曲1曲がどれも最高にすばらしいのに、そういう印象がある。 冒頭「Indiana」から快調に飛ばすゲッツ。2曲目「without song」はピアノによる半コーラスのあとでゲッツが入った瞬間、空気がガラッ…

Yours and Mine

1989年、かなりの名盤だと思う。1曲目「You'd Be So Nice To Come Home To」は普通のスタンダードながら、ゲッツの録音は初めてじゃないかな?これがすばらしい演奏で、けっこうフレーズもコピーできます。ベースのレイ・ドラモンドも短いながら無骨ないい…

Mousepiece

ゲッツのマウスピースの変遷は、ジャケット写真を見てるとそれなりにわかる。古くはオットーリンクのメタルを使っていたりする。一般的にはオットーリンクのラバーと思われているけど、必ずしもそうではないみたい。なんとラバーながらベルグラーセンやデュ…

Jazz Collector Edition

すごく不思議なアルバム。この、いかにも千円盤のようなダメジャケットと、録音データ不記載ということもあり、明らかに海賊盤という印象w ところがこのアルバム、とんでもなくよい。全部で3つのセッションなんだけど、最初の4曲のアレンジが丁寧で秀逸。…

Nobody Else But Me

かなりの名盤なのになぜかお蔵入りだったもの。ライナーにはもっともらしい理由が書かれているけど、信じられない。とにかくゲッツの音色がいい。スタジオ録音はそれがいい。ゲイリー・バートンによるバッキングは幻想的な世界を作っている。このアルバムは…

For musicians only

この物理的にあり得ない切り貼り写真、最初から3人が一同に会している絵にするつもりがなかったのかな。ゲッツのブリルハートのマウスピースが輝かしい。実はブリルハートはそんなにいいマウスピースではないそうだけど。 この3人による録音は、ライブでも…

My Foolish Heart: Live at the Left Bank

楽器の音量バランスが良く、これが発掘音源とは信じられないくらい。リッチー・バイラーク、デイブ・ホランド、ジャック・ディジョネットというメンバーで、選曲の妙もあってかゲッツがどんどん迫ってくる。 アルバムタイトルにもなっている「My foolish hea…

Poetry in jazz

ジャズ批評では批判的な評価だけど、そんなに悪くはない・・・かもしれない。 ただ、録音バランスが悪すぎて、パーカッションの音が大きいわりにベースが小さく、ゲッツが一発で適当にやっているようにも聴こえてしまうのが難点。というか、パーカッションの…

LIve in Düsseldorf 1960

ボサノヴァ以前のあまり知られていない1960年ライブ、おまけにドイツのジャズフェスティバル、5曲入りで「out of nowhere」が2テイクも入っている、あとはいつもの「Woody'n you」など目新しい曲もなし。 なんてことを知ると、まったく期待できないアルバ…

The song is you

1969年、メンバーはスタンリー・カウエルにミロスラフ・ヴィトゥス、ジャック・ディジョネット。そういうこともあり、一部の評論では「ゲッツが若手についていけていない」という論調もあるが、まったく的外れ。彼らが自分の演奏しかできずリーダーの音楽性…

Bird at the apollo /Charlie Parker

なぜかゲッツの録音がこのアルバムに3曲入っている。名義はスタン・ゲッツ・オーケストラということになっているけど、アレンジはウディ・ハーマン楽団のまんま。「Four brothers」でゲッツ、ズート・シムズ、ジェリー・マリガンによる交換が聴けるのはうれ…

Stan Getz and The Lighthouse all-stars

CDは2枚組26曲入りだけど、ゲッツ参加は5曲だけ。とはいっても、ショーティ・ロジャースやシェリー・マン、ジミー・ジュフリーなど西海岸のスターが多数参加。ほかにもハンプトン・ホウズ、メイナード・ファーガソンなど、ウエストコースト・ジャズが好…

Bossas & Ballads: The Lost Sessions

「bossas」という複数形はありなのかわかりませんが。 1989年の未発表セッションだったもの。あまりにもクオリティが高くて、どうしてこれが未発表だったのかと誰もが思うはず。ライナーには「(当時録音したレーベル)A&Mはストレートアヘッドなジャ…

Dynasty

私が持っているのは↑こっちのジャケットですが、たぶん当初発売のオリジナルはこっち↓なのでしょう。ヘタな合成写真だけど。 編成はおもしろいんだよね。オルガントリオとゲッツという組み合わせは珍しいので(ブートのライブ盤含めるとわりとあるんだけど)…

Stan Getz Quartet at Birdland 1961

音質はいかにもエアチェックというわるさ、でもゲッツのプレイはよい。ロイ・ヘインズもあまり目立たないのでOK。とにかくベースのジミー・ギャリソンがいい演奏をしている。スコット・ラファロ事故死からほぼ4か月後の録音。 ただ、このアルバムはライン…

Getz/Gilberto #2

このアルバムほど不思議・意味不明なものも珍しい。ゲッツとジルベルトといいながら、実はオリジナルフォーマットでは共演曲はなし。ゲッツはすでにゲイリー・バートン入りカルテット、ジョアン・ジルベルトは自身のトリオ。当時このアルバムを買った人はだ…

Imported from Europe

ゲッツのほかにホーンが4人、曲によってはさらに1人加わっている。いわゆる中型コンボの演奏。あの北欧のゲッツそっくりさん、エリック・ノールストローム(読み方違うかな)も参加。 中型コンボの悪いところは、ソロイストが多くてゲッツのソロが短くなる…

Coleman Hawkins and Roy Eldridge – At The Opera House

もともとヴァーヴのレコードだったけど、いまはフレッシュサウンドからCD化されている。どちらもCD追加曲の1つとしてゲッツ参加の「Stuffy」が収録されている。 フロントはコールマン・ホーキンスとロイ・エルドリッジのほか、J.J.ジョンソンとゲッ…

Billy Highstreet Samba

ゲッツのソプラノサックスが聴けるアルバムとして有名だね。81年録音でメンバーも一新していることもあり、70年代的フュージョンではなく確かに80年代のフュージョンとして仕上がっている。「The Dolphin」以降なのに「またフュージョンか」という人も…

Stan Getz Plays

ゲッツの最高傑作ともいえるアルバム。後半にバラードが固まる曲順はなんなのかな~ノーマン・グランツは何を考えていたのか、と思うけど、この曲順これはこれでいいと思ってしまうのは演奏があまりにも素晴らしいからかもしれない。 1曲目「Stella by starl…

Blowin Up a Storm: The Columbia Years 1945-47/Woody Herman

2枚組で40テイク収録だけど、ゲッツ参加は4曲6テイクのみ。それでも買うのがゲッツファン。なんといっても「 Four Brothers」「Summer Sequence (Part 4)」が入っているのだから。しかし昔は安く買えたのに今はけっこう高くなっているみたい。 その他の…

YouTube "Bev Getz"

ゲッツの娘であるBeverly Getzによるチャンネル。かなりレアなものも含めて、ゲッツの動画がたくさんアップされている。 www.youtube.com レコードになっていない音源もたくさんあり、レコードコレクターとしてはどうしていいかわからなくなったりもします。…

Live at Newport Jazz Festival 1972 /Woody Herman & His Thundering Herd

ディスコグラフィーではゲッツが4曲参加ということになっているけど、ソロは聴こえない。この当時でゲッツにアンサンブルだけさせるということはあり得ないので、ディスコグラフィーの誤りだと思う。 実際にソロが聴けるのは「four brothers」と「early autu…

Live In Amsterdam, Dusseldorf & Zurich 1960

当時の欧州ツアーの録音。ドイツやスイスの録音はすでに発売されているものだし、この頃はほかにもスウェーデンやデンマークなどいろいろな録音が残っているので、すべて保有済み音源かと思っていたら、冒頭の7曲のオランダでの録音は未発表だった。コレク…

Live in London

このアルバムを聴いて、ほとんどの人が違和感を覚える。その正体を明かします。 1964年のライブで、ゲイリー・バートンの曲をやっているけどバートンは参加していない。バートンとの初共演はおそらく前年のオーケストラもので、その後ゲッツのバンドに参加す…

Jazz giants '58

ノーマン・グランツのいいかげんさが表れたアルバムタイトルとして有名。1957年録音なんですよね。 内容は、ルイ・ベルソンが若干どうかと思うけど、ビッグネームが集まってリラックスしたブローイングセッションが繰り広げられる。 1曲目「chocolate sunda…

Another World

フュージョンタッチの曲とメインストリーム系が混在しているアルバム。レコードでは2枚組なんだけど、コロンビアの経営陣はこれが売れると判断したのだろうか? 「Pretty City」はライブ盤ではあまりいいと思えなかったけど、スタジオ録音で軽くリヴァーヴを…

STAN GETZ - RENE THOMAS Quartet / LIVE IN LOOSDRECHT 1971

ゲッツを好きだといってもあまり深く知らない人は、初めてこの頃のオルガンカルテットを聴くとびっくりするでしょう。いくつか録音が残っています。 このライブ盤、初めて聴いたときはゲッツが手抜きしているなあ、という印象でした。2度目に聴いてみるとそ…

Stan Getz '57

さすがノーマン・グランツ、1953年の録音をこのタイトルで発表している。「more west coast jazz」「jazz giants 58」を超えるタイトルだw 全5曲、地味な曲が続く印象は、ボブ・ブルックマイヤーの参加によるものだろう。冒頭「Love And The Weather」も快…

Jean-Luc Ponty with Kurt Edelhagen & His Orchestra

ゲッツが1曲参加しているアルバムで、とにかく音質がわるい。「これは本当にゲッツなの?」というくらいだけど、たまにゲッツフレーズが出てくるので納得できる。とはいっても、ウディ・ハーマン楽団での客演と比べるとそのゲッツフレーズもとっても少ない…

Repetition /Jimmy Gourley

この人、なぜいきなりゲッツをサイドマンとして録音してるのかなあと思っていたら、50年代(だったかな)にゲッツと共演してるんですね。 「Embraceable you」はゲッツがテーマを半分とり、完全にサイドマンではなく少なくとも主役の1人。ソロもギターバック…

Cool Velvet

はっきりいってかなりの駄作だと思う。ゲッツの音色は一般的な普通のストリングスものには合わないのだなあと思う。 いや、ダメな理由はそれだけではない。アレンジがわるい。ジャズではない。ストリングスものでもジャズはジャズ。 最たる理由は選曲だ。ノ…

stan getz quartets

初期ゲッツの美意識が凝縮されたアルバム。余裕しゃくしゃくなベテランっぽいけどよく聴いてみると若さであふれていて、「I’ve got you under my skin」では手癖フレーズが連発される。「What's new」で聴かれるイマジネーションはほとんど奇跡的かもしれな…

The Vancouver Concert 1965

「コンサート」と書いてあるのに観客の声も聴こえず明らかにスタジオ録音。曲ごとにMCが入るんだけど、これもエアチェック風でなくマイクによるラインで集音しているのがわかる。 英文ライナーを読むと「ラジオ放送のために録音したもの」と書いていある。…

Jazz samba encore!

「Jazz Samba」で火がついたボサノヴァブーム、いよいよ本場ブラジルのミュージシャンの参加が実現したわけだけど、ボサノヴァとはなじみがないルイス・ボンファとちょっとこわいwマリア・トレード、そして本当は演奏家というより作曲家のアントニオ・カル…