スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

Communications 72

とにかくすごいアルバム。言い尽くせない。ジャケットはよく見るとピアニストとサックス奏者ということがわかるけど、なんなのかな、芸術的というか。ミシェル・ルグランのオーケストラということで何かを期待すると想像を絶するほど裏切られます。 まずアル…

Mad about the boy /Cybill shepherd

女優シビル・シェパードのボーカルアルバムだけど、とことんゲッツをフィーチャーしている。「ゲッツは歌伴がうまい」といわれているけど、間奏でのソロ以外で実際にゲッツの歌伴をあげられる人は少なかったりする。アストラッド・ジルベルトとの共演もオブ…

Live at Sir Morgan's Cove 1973

1973年ライブの発掘音源。メンバーはアルバート・デイリー、デイブ・ホランド、ビリー・ハート。 発掘ものにありがちな、録音バランスのわるさが際立つ。それでもステレオなので、不思議な感じ。ちなみに録音バランスがわるいアルバムは大きな音量で聴くとけ…

Timeless /Diane Schuur

「How long has this been going on」の幻想的なアレンジとゲッツのソロの入り方が最高。こういうストリングス(シンセ?)入りのジャズボーカルもいいですよね。シューアのフェイクしたメロディを拾ってそのままオブリにつなげるところがかっこいい。 そし…

Final Concert Recording

映像作品もでている、2枚組。DVDと編集状態もまったく同じ音源だけど、やはりCDで聴いたほうがゲッツの音楽に集中できる。あんなシャツ着てるとは想像していなかったし・・・ 「ファイナル」とはいうもののすでに「People time」は世に出ているわけで、これ…

Mort d'un pourri

アラン・ドロン主演映画のサントラ盤。サントラだから、つかみどころのない曲が続く。テンポもほとんどミディアム以下、さらにフランス映画だからほとんどの曲が暗い。朝から聴いたら死にたくなる。 普通にジャズをやっている曲は1,2曲。その分ゲッツの伸…

Swinging Kicks /Buddy Bregman And His Orchestra

中型コンボに1曲のみ参加。ゲッツのソロは短めながら1956年当時のゲッツらしさがよくでていて、すぐわかる。メンバーはバド・シャンク、ジミー・ジュフリー、スタン・リーヴィーなど西海岸の錚々たるミュージシャンばかり。ヴァーヴのアルバムだけどウエスト…

This is my love /Kimiko Kasai

ゲッツは3曲参加の1975年録音、ゲッツのほかにはなんとギターがコーネル・デュプリー。 ドリヴァル・カイーミの「Das rosas」を「And roses,and roses」というタイトルで収録。クレジットにレイ・ギルバートの名前を見つけて殺意がわきますが・・・ あの名曲…

Stan Getz At Storyville

レコードで2枚だったものをCD1枚にカップリング。ちなみにVol.2のジャケットはこちら。 写真が裏返しになっている・・・ 下の、デビッド・ストーン・マーチンによるイラストのジャケットよりネガフラッシュのほうが好きです。 このライブは、数あるゲッツの5…

Stan Getz In Warsaw

このアルバムの前半5曲は、ゲッツの音源の中でももっとも多くのCDで聴けるものの1つといえる。マニアは5曲のタイトルを見ただけで、「あ、1960年のあのライブ音源ね」とわかる。知ってますよね?私は「ワルシャワ5」と名付けているw ちなみにもう1つ…

Quintessence, Vol. 2 /Stan Getz quartet with Chet Baker

「Vol.1」と違い、チェット・ベイカーのボーカルが入っていないのが何よりうれしいw 楽曲は、ゲッツとしては30年以上ぶりの「Conception」や、おそらく唯一の録音「It's you or no one」など、珍しい内容となっている。同じように30年ぶりの「We will be to…

Quintessence, Vol. 1 /Stan Getz quartet with Chet Baker

冒頭のアナウンスのあと、ゲッツによる「I'm oldfashoned」が強烈にカッコいい。ルバートでピアノと一緒に進み、AABAの最後のAでフレーズを繰り返すところなんか最高。しかし、そのあとチェット・ベイカーの歌が入ってくる。ここでガクリときます。 続…

West coast jazz

ゲッツの最高傑作とする人もいる作品。確かに良い内容で、ジャケットも素晴らしい。ただ、ゲッツはワンホーン・カルテットのほうが良い、という意見もあるし、2管編成がわるいわけではないけどコンテ・カンドリはどうかなあ、という意見もある。 CDでは当た…

Not so long ago

90年12月のライブの発掘音源。80年以降、死期が近づくにつれてソロが心にせまるようになっている中の、貴重な録音です。 残念なことに発掘ものだけあって音質は良くない。せっかくジョン・パティトゥッチが参加しているのにベースの音量が小さい。バラード録…

Getz Au Go Go

数曲ケニー・バレルが参加するも、基本的にはゲイリー・バートン入りカルテットでの演奏。それをバックにアストラッド・ジルベルトが歌っています。 アストラッドの優しいレパートリーは魅力的で、特に原曲のイメージをまったく変えた「It might as well be …

Swing street /Barry Manilow

バリー・マニロウのアルバムで「Summertime」に参加。なんとダイアン・シューアとのデュエットで、そこにゲッツがからむ。冒頭のダイアンからゲッツがずっとからんでいて、まるでゲッツが主役のよう。歌は歌にオブリつけられないからね。 最後までゲッツが二…

Prezervation Stan Getz with Al Haig

プレステッジ初期の録音を集めたもの。いわゆるクール時代ではありながら、トンデモ度が高くマニアには人気作だと言える。ゲッツが参加していない曲も数曲あります。 「Stan Getz quartets」のCDには必ず追加収録されているタイトル曲は、やはり本テイクとさ…

Live in Paris

パリでのライブはたくさんあるので、内容をしっかり見ないと同じ録音を買ってしまうことになるので注意が必要。 1982年のライブで、メンバーも選曲も「またいつものやつね」と思いがちだけど、あなどっていると痛い目にあう。非常に良質のライブ演奏。 タイ…

Live In Paris 1959

類似のタイトルがたくさんあるけど、久しぶりに出た未発表音源。リズムセクションは現地調達だろう、冒頭のCherokeeからかみ合わない演奏が続く。ゲッツがこの曲のテーマを普通に吹くということは珍しいので、それはそれでレア感がある。 レア感と言えば、こ…

Voyage

ひところ入手困難となって幻の名盤扱いされたアルバム。レーベル自体がマイナーだったしね。 レパートリーとしては、87年のモンマルトルライブで聴ける曲が多い。でも「 I Thought About You」も「Falling In Love」もライブ盤のほうが出来が良い気がする…

Homage to Charlie Parker

ゲッツのほか、ジャッキー・マクリーンやフィル・ウッズ、ミルト・ジャクソンなど錚々たるメンバーによる1989年の録音。ゲッツは4曲参加。 冒頭の「Birks Works」は「Steeplechase」の間違い。マクリーンは衰えた感じがあるけどウッズは年を重ねるごとにつ…

Stan Getz, JJ Johnson Quintet Live in Chicago 1988

あのオペラハウスの約30年後の再開セッション。ジャケット写真が若いな~ 選曲はオペラハウス盤といくつかかぶっている。ファンサービスなのだろう。 なんとなく音質はわるくないと思うけど、よく聴いてみるとゲッツの音色のレンジが狭く、きれいに聴こえな…

Stan Getz and J.J Johnson At The Opera House

いろいろなジャケットがあるけど、上のものが一番好きかな。 これは後から改めて作ったものっぽいし(本当のことはわかりませんけど)、 こっちはCDになって作り直したような香りがする(本当のことはわかりませんけど)。 CDはステレオ盤とモノラル盤がほぼ…

Like Someone In Love /Ella Fitzgerald

エラ・フィッツジェラルドのバラード集。うち7曲はエラのほかストリングスとゲッツだけ。ゲッツが思い切りフィーチャーされているのがうれしい。曲はバラードばかり。前年(1956年)に同じくヴァーヴで録音されたアニタ・オデイのアルバムは、ゲッツが5曲参…

Poetry /Stan Getz & Albert Dailey

ゲッツとアルバート・デイリーのデュオ。後年の「People time」みたいなものを期待すると裏切られる。それはデイリーのピアノが拙いからだけではない。 選曲は「Confrmation」「Tune up」「A night at tunisia」など、デュオでは避けるべき曲が並んでいる。…

Summertime /Dizzy Gillespie - Johnny Griffin Quintet

安易にネットで画像を探したけど、いいものがありませんでした。 1971年のディジー・ガレスピーとジョニー・グリフィンのライブに、なぜかゲッツが1曲だけ参加したもの。この頃はオルガン入りカルテットで欧州ツアーをしていたと思うから、パリのライブに遊…

Live at Montmartre

スティープルチェイス唯一のゲッツ録音。単なるライブ録音と思わない方がいい、名盤。もともとレコード1枚だけの発売だったけど、残りテイクを「2」として発表し、CDでは追加曲も入った。 ジョアン・ブラッキーンは1976年より少しはうまくなっている。し…

Stan Getz - Vol. 2-Teenage Stan 1946-1947

「Vol.1」よりも後年のゲッツから遠ざかったような印象もある「Vol.2」。4曲はサヴォイの録音と同じテイクで、3曲は1947年のジャストジャズと同じ音源。サヴォイ録音は自由にのびのびと演奏しており、これが10代のくせにかなり上手。 前半のベニー・グッドマ…

Havana Jam 2

「1」ではゲッツのソロなしという煮え湯を飲まされたけど、こちらの「2」では参加3曲中2曲でソロが聴ける。それも、「Polka Dots And Moonbeams」は、個人的にゲッツ生涯の名演が聴けると思う。 最初はデクスター・ゴードンがブリブリと彼らしいテーマから…

Forest eyes

オランダのアレンジャーと組んだ1979年録音。よく見るとなんだか不気味なジャケット。しかしその不気味さとは裏腹に、内容はよくできたアルバム。 1曲目「We Are Free」はオーケストラをバックに8ビートを意識させるバラード。高音域でハスキーになるゲッツ…