スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

What The World Needs Now Is Love

バート・バカラック曲集。最初はバカラックなのに「I'll Never Fall in Love Again」「I Say Little Prayer」「Raindrops Keep Falling on My Head」「Close to You」が入ってないなんて!と思っていたのだけど、これが聴いてみるととても良いアルバム。クラ…

The master

70年代なのに、なんの工夫もなく単なるカルテットでバリバリ吹きまくっているというアルバム。それがまた素晴らしい。骨太のゲッツが伝わってくる。ピアノがアルバート・デイリーでなければもっと良かった。 2曲目「Raven's wood」はビリー・ハートのシンバ…

The Steamer

とにかく名盤。派手さがないものの、大傑作だと思います。 1曲目「Blues for Mary Jane」が、さっそくシブくまったく派手じゃないけど、とにかくゲッツが延々と絶好調なソロを展開する。 これはすごいと思っていると続いて「There Will Never Be Another You…

People Time: The Complete Recording

この7枚組のアルバムが発表されたときは歓喜しました。これを「いかにも末期がん患者のダメライブ」と評したひとがいたけど、残念。人類の永遠の財産だと思います。 確かに当初発表された2枚組よりは出来がわるいことは否めない。特に「Night and day」が顕…

Nothing But The Blues / Herb Ellis

タイトルのとおりブルース漬けのアルバム。ロイ・エルドリッジは古くさいスタイルでエリスのブルースに合うんだけど、ゲッツはどうなんだろう。1曲目のバックリフ、ゲッツとは思えないプレイで「あんた、誰?」と思ってしまう。オーソドックスなジャズなの…

Carryin on' /Michele Hendricks

ゲッツが2曲参加している。それがどちらも素晴らしい。「Old devil moon」は曲の最初からどんどん歌にからみ、ソロではストックフレーズを交えながら盛り上げる。 「Prelude to a kiss」は静かな曲想を包み込むような演奏が印象的。 それにしてもこの人、ジ…

Apasionado

このアルバムを「いまさらゲッツがまたフュージョンか」といった人がいたけど、本質を見ていないと思う。ゲッツのフュージョンというのはまさに単なる フュージョンではなく「ゲッツのフュージョン」というジャンル、スタイル。一般的な高音域で泣き叫ぶフュ…

Moonlight in Vermont /Johnny Smith

ゲッツ参加で有名だけど、ゲッツ目当てで買うととんでもなく後悔することになる。CDによって違うけど、オリジナルアルバムの曲順をまるっきり無視した、真ん中にCD追加曲を突っ込んだ構成にも我慢できない。 ゲッツは別テイク含めて9曲だけ参加してるけ…

Woody Herman Story

ウディ・ハーマンの4枚組CDボックス。全91曲のうちゲッツ参加は17曲程度。かつ、「Blowin Up a Storm: The Columbia Years」や「Complete 1948-1950 Capitol Session」などと重なる音源が多く、重複していないのは5曲だけ。たいていのゲッツファンはこ…

Soul Eyes

つぶれた写真のトホホさにつられてはいけない。大名盤である。 聴き飽きているはずの「Blood count」もやはり何度聴いてもすばらしい。どうして盛り上がるのかわからない「Stans blues」、やっぱりエキサイトしてしまう。聴衆も怒涛の拍手。こんなやる気のな…

Pick Yourself Up /Anita O'Day

アニタ・オデイ1956年の録音。アニタのハスキーな声がとっても魅力的な名盤。 ゲッツは5曲に参加している・・・はず。ソロが聴けるのは「I never had a chance」だけ。それもかなり短い。ヴァーヴだから契約上の問題はなかったと思うんだけど、ギャラの折り…

Utopia

「Poetry in jazz」に似ていて違うアルバム。「Poetry in jazz」と比較して、録音状態はわるくてもバランスはわるくない。選曲もアンディ・ラヴァーンの曲は2つに抑えているのがよかった。パーカッションも多彩ながら目立たず、一息つける。ゲッツはむしろ…

Bob Brookmeyer & Friends

なぜボブ・ブルックマイヤーのリーダーでこのメンバーを集めることができたのかと思ってしまう。ゲッツのほか、ゲイリー・バートン、ハービー・ハンコック、エルビン・ジョーンズ、CD追加曲ではトニー・ベネットも。エルビンのドラムがやはり特徴的で、ブ…

Diz & Getz

このアルバムがゲッツとディジー・ガレスピーの初共演らしい。当時は「意外な組み合わせ」と評判になったそうだけど、このあと二人の共演はかなりあります。 1曲目「It don't mean a thing」を聴くと、「うう、ゲッツ若い!」と思う。とにかくはつらつとして…

Sweetie Pie

貴重な音源が詰まったコンピアルバム。冒頭「Sweetie Pie」は前半はルーストのスタジオ録音そのままで、フレーズも使い回しなんだけど、ゲッツがやたらと長くソロをとっていて、後半は聴いたことのない(あたりまえなんだけど)フレーズが登場、けっこうおも…

Stan Getz's Photos

フェイスブックに「Stan Getz photo」というページがある。とんでもなくレアなゲッツの写真がたくさん投稿されている。ファンにはたまらない。けっこうBev Getzが投稿しているみたい。 ここに貼り付けるわけにはいかないんだろうけど、ピアノを弾いている写…

Plays Music From The Soundtrack Of Mickey One

おそろしくつまらない、ゲッツの名前が冠されているものの中でダントツにつまらないアルバム。二度と聴かないつもりだったけど、改めて聴いてみました。 まず、これはジャズではない。サントラ盤なのか。でもタイトルを見るとそのままサントラというわけでも…

More west coast jazz

1曲目の「Willow Weep for Me」からぐっと引き込まれる。あの曲が名バラードになっている。こんな風に演奏したゲッツは当然すごいけど、これを1曲目に配置したノーマン・グランツはすごい。 続く「Crazy Rhythm」はまさにイマジネーションの泉というかの演…

Complete Savoy Recordings

1945,年、1946年そして1949年の録音が収録されている。「Teenage Stan」の2枚で聴ける曲も多いけど、こちらは別テイクがたっぷり。 冒頭「opus de bop」を聴いた瞬間、誰もが「誰だ、お前?」と思う。それほど後年のゲッツらしくない。それもそのはず、この…

Early Stan

テリー・ギブスのセッションとジミー・レイニーのセッションをゲッツでまとめたもの。レイニーの方は、当初「スヴェン・クールソン」でクレジットされていたはず。 レイニーは実はけっこうメカニカルな作風で、1曲目「Motion」など原曲の「You step out of …

Stan Getz in Denmark

ゲッツの音源の中で2番目か3番目くらいに多くブートとして出回っているのが、冒頭3曲のオスカー・ペティフォードとのセッション。1曲目はペティフォードのソロのみでゲッツの出番はテーマだけなんだけど、ペティフォードがすごすぎて、まったく不満はない。 …

Sittin' In

ノーマン・グランツのテキトーさがよく表れたアルバム。テナー3人のバトルにするのはいいけど、そこにディジー・ガレスピーも追加してしまったから単なる寄せ集めの印象が強くなってしまった。個人的にはガレスピーは好きだからいいけど、当初はレアだった…

Cool Mix

ボブ・ブルックマイヤーとのセッションをいくつか集めたオムニバス。「Stan Getz '57」は今でこそ簡単に入手できるものの昔はLPしかなかった。でもここには同アルバムから「Minor Blues」「Pot Luck」が収録されている。 このCDのポイントは「The complete 1…

Children of the World

極上のフュージョン。 というと、絶対に聴きたくないという人とぜひ聴きたいと人が出てくる。とにかくすばらしいアルバム。ただしジャケットのイメージの音楽ではありません。 冒頭「Don't Cry For Me Argentina」はミュージカル「エビータ」から。原曲とは…

Live Jazz From Club 15

このシリーズでほかにもいろいろあるらしい。アマゾンで探すと同タイトル別ミュージシャンでたくさん出てくる。 ゲッツの録音は1966年10月22日とあり、ディスコグラフィーには載っていない。録音年月日データがあるわりにはパーソネルは不明。でも、…

Language of Life /Everything But The Girl

ポップスへの客演。これがバカにできないくらい良いんですよ。少し切ない曲想にゲッツがからむ。ソロスペースを与えられているわけではないけれど、最初から最後まで適度にからんで、じゅうぶんゲッツを堪能できます。ベースはジョン・パティトゥッチ、ドラ…

'Round Midnight in Paris

数曲が「with european friends」と重複している。ディスコグラフィーで調べると「topsy」「'round midnight」「a ghost of a chance」はこちらのみ収録らしいとわかるんだけど、「a ghost of a chance」は実は「with european friends」に間違ったタイトル…

Jazz at the Santa Monica Civic '72

ノーマン・グランツによるいつものジャムセッションみたいなものなんだけど、CD3枚組でまったく飽きさせない。特に素晴らしいのがエラ・フィッツジェラルドだけど、今回はゲッツの話だけにしておきます。 ゲッツはJATPオールスターズとしての5曲に参加。…

Stan Getz at Large plus vol.1,2

「Stan Getz at Large」のセッションで発表されなかった3曲が、2枚に分けて収録されている。昔は入手困難だったのに、今はアマゾンでこんなものが買えます。↓ 私はけっこうな額で2枚別々のものを買ったんですけどね。待てば安く買えたのね。 未発表だったの…

Stan Getz at Large

冒頭の「Night and day」が始まった瞬間、そうそう、この曲はこのテンポもよく似合う、とうれしくなる。と思いきや、8小節目のコードはなんだ!たまにこのリハモを耳にするけど、ホントにやめてほしい。曲の雰囲気がこれだけでがらっと変わる。晩年のライブ…