スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

A Life in Jazz

ゲッツの評伝。ジャズマンの評伝のどれもがそうであるように、恐ろしく長い。特にこの本は、ゲッツに関わった人に関する記述(要するに本の趣旨からすれば寄り道)が多すぎる気がする。どんどん派生していくのです。たとえばモニカについても、モニカの両親…

OMNI BOOK

ゲッツのオムニブック。全54曲収録で、その内容はアマゾンのサイトからも確認できます。自力でコピーをした私にとっては特に不要ですし「これを選ぶかなあ?」という選曲も多いです。 音源の収録アルバムにはオリジナルアルバムでなくベスト盤や編集盤のタイ…

Getz at the Gate

1961年の発掘音源。いつもはうるさいロイ・ヘインズが割とまともに叩いていて、ヘインズファンには物足りないでしょうけど私は安堵しています。 内容はというと、すばらしい好演。ただ、やたらと高速の曲が多いという印象です。ここまで飛ばす曲ばかりで、い…

The Benny Goodman Story

ゲッツが過去に在籍していたベニー・グッドマン・オーケストラ。グッドマンは性格的にはバッドマンだったようで、自分よりスターになっている旧メンバーに対していい気分ではなかったかも。もっとも、「性格的にはバッドマン」はゲッツも同様、意外と気が合…

Jazzbühne Berlin '78

70年代末の、アンディ・ラヴァーン時代というと、ゲッツファンにとってはもっともつまらない時期と思うかもしれない。「Utopia」とか「Poetry in jazz」の路線ですから。 とはいえ、海賊盤かと思うライブ録音の割には音質がいい。そして、ボブ・ブルックマ…

Stan Getz/Cal Tjader Sextet

とっても好きなアルバム。まったくサンバでない「Ginza samba」の疾走感、それから美しすぎる「I've grown accustomed to her face」、ストックフレーズかと思うほどのソロメロディが聴ける「Liz Anne」など聴きどころは満載。 転調を交えた「I've grown acc…

Billie Holiday at Storyville

はっきりいってビリー・ホリデイは好きではない。それに加えて、これは私の知っているジャズの歌伴ではないので、好きになれない。 それでも、ゲッツによるホリデイの歌伴というと、レア度というか意外度は高いよね。 ゲッツ参加曲は2曲、どちらもホリデイが…

Midnight Sun /Herb Alpert

ゲッツとは大親友だったというハーブ・アルパート。日本では「ハープ・アルバート」と間違われることが多い。 ゲッツが1曲「Friends」に参加。ゲッツの優しい音色をそのまま曲にしたかのようなスローな名曲。アルパートのミュートによるイントロからゲッツが…

Birdland days

下の「Move!」と同じ音源、ただし曲数が少し足りない。 このころのゲッツは超人的なライブをしていたのが、ほかのアルバムでもよくわかる。速い曲を数多く演奏しているのに、同年の「Stan Getz plays」はバラード中心。レパートリーの傾向がおもしろい。 気…

My favorite ballads /Greetje Kauffeld

すみません、この人を存じ上げておらず、読み方もわかりません。バックのオーケストラはオランダのものらしいけど。 1973年の録音で、1曲だけ「Yesterday I heard the rain」にゲッツが参加している!オーケストラものでちょっとだけ間奏する程度かと思いき…

A Song After Sundown

内容は下の「Stan Getz & Arthur Fielder at Tanglewood」と同じです。曲順は「A song after sundown」の方がいいと思います。だって「Stan Getz & Arthur Fielder at Tanglewood」はテンポが快適な曲を前半に集めて、あとはスローが連続するという構成にな…

Jazz Gala Concert /Peter Herbolzheimer

チック・コリアの名曲「Times lie」をオーケストラバックに演奏。初演はあんなに長かったのにたった4分強の演奏。ニールス・ペデルセンのビートのきいたベースに乗ってゲッツが吹くんだけど、途中でコードが変わる辺りとか何か違う。ただのワンコードという…

Communications 72

とにかくすごいアルバム。言い尽くせない。ジャケットはよく見るとピアニストとサックス奏者ということがわかるけど、なんなのかな、芸術的というか。ミシェル・ルグランのオーケストラということで何かを期待すると想像を絶するほど裏切られます。 まずアル…

Mad about the boy /Cybill shepherd

女優シビル・シェパードのボーカルアルバムだけど、とことんゲッツをフィーチャーしている。「ゲッツは歌伴がうまい」といわれているけど、間奏でのソロ以外で実際にゲッツの歌伴をあげられる人は少なかったりする。アストラッド・ジルベルトとの共演もオブ…

Live at Sir Morgan's Cove 1973

1973年ライブの発掘音源。メンバーはアルバート・デイリー、デイブ・ホランド、ビリー・ハート。 発掘ものにありがちな、録音バランスのわるさが際立つ。それでもステレオなので、不思議な感じ。ちなみに録音バランスがわるいアルバムは大きな音量で聴くとけ…

Timeless /Diane Schuur

「How long has this been going on」の幻想的なアレンジとゲッツのソロの入り方が最高。こういうストリングス(シンセ?)入りのジャズボーカルもいいですよね。シューアのフェイクしたメロディを拾ってそのままオブリにつなげるところがかっこいい。 そし…

Final Concert Recording

映像作品もでている、2枚組。DVDと編集状態もまったく同じ音源だけど、やはりCDで聴いたほうがゲッツの音楽に集中できる。あんなシャツ着てるとは想像していなかったし・・・ 「ファイナル」とはいうもののすでに「People time」は世に出ているわけで、これ…

Mort d'un pourri

アラン・ドロン主演映画のサントラ盤。サントラだから、つかみどころのない曲が続く。テンポもほとんどミディアム以下、さらにフランス映画だからほとんどの曲が暗い。朝から聴いたら死にたくなる。 普通にジャズをやっている曲は1,2曲。その分ゲッツの伸…

Swinging Kicks /Buddy Bregman And His Orchestra

中型コンボに1曲のみ参加。ゲッツのソロは短めながら1956年当時のゲッツらしさがよくでていて、すぐわかる。メンバーはバド・シャンク、ジミー・ジュフリー、スタン・リーヴィーなど西海岸の錚々たるミュージシャンばかり。ヴァーヴのアルバムだけどウエスト…

This is my love /Kimiko Kasai

ゲッツは3曲参加の1975年録音、ゲッツのほかにはなんとギターがコーネル・デュプリー。 ドリヴァル・カイーミの「Das rosas」を「And roses,and roses」というタイトルで収録。クレジットにレイ・ギルバートの名前を見つけて殺意がわきますが・・・ あの名曲…

Stan Getz At Storyville

レコードで2枚だったものをCD1枚にカップリング。ちなみにVol.2のジャケットはこちら。 写真が裏返しになっている・・・ 下の、デビッド・ストーン・マーチンによるイラストのジャケットよりネガフラッシュのほうが好きです。 このライブは、数あるゲッツの5…

Stan Getz In Warsaw

このアルバムの前半5曲は、ゲッツの音源の中でももっとも多くのCDで聴けるものの1つといえる。マニアは5曲のタイトルを見ただけで、「あ、1960年のあのライブ音源ね」とわかる。知ってますよね?私は「ワルシャワ5」と名付けているw ちなみにもう1つ…

Quintessence, Vol. 2 /Stan Getz quartet with Chet Baker

「Vol.1」と違い、チェット・ベイカーのボーカルが入っていないのが何よりうれしいw 楽曲は、ゲッツとしては30年以上ぶりの「Conception」や、おそらく唯一の録音「It's you or no one」など、珍しい内容となっている。同じように30年ぶりの「We will be to…

Quintessence, Vol. 1 /Stan Getz quartet with Chet Baker

冒頭のアナウンスのあと、ゲッツによる「I'm oldfashoned」が強烈にカッコいい。ルバートでピアノと一緒に進み、AABAの最後のAでフレーズを繰り返すところなんか最高。しかし、そのあとチェット・ベイカーの歌が入ってくる。ここでガクリときます。 続…

West coast jazz

ゲッツの最高傑作とする人もいる作品。確かに良い内容で、ジャケットも素晴らしい。ただ、ゲッツはワンホーン・カルテットのほうが良い、という意見もあるし、2管編成がわるいわけではないけどコンテ・カンドリはどうかなあ、という意見もある。 CDでは当た…

Not so long ago

90年12月のライブの発掘音源。80年以降、死期が近づくにつれてソロが心にせまるようになっている中の、貴重な録音です。 残念なことに発掘ものだけあって音質は良くない。せっかくジョン・パティトゥッチが参加しているのにベースの音量が小さい。バラード録…

Getz Au Go Go

数曲ケニー・バレルが参加するも、基本的にはゲイリー・バートン入りカルテットでの演奏。それをバックにアストラッド・ジルベルトが歌っています。 アストラッドの優しいレパートリーは魅力的で、特に原曲のイメージをまったく変えた「It might as well be …

Swing street /Barry Manilow

バリー・マニロウのアルバムで「Summertime」に参加。なんとダイアン・シューアとのデュエットで、そこにゲッツがからむ。冒頭のダイアンからゲッツがずっとからんでいて、まるでゲッツが主役のよう。歌は歌にオブリつけられないからね。 最後までゲッツが二…

Prezervation Stan Getz with Al Haig

プレステッジ初期の録音を集めたもの。いわゆるクール時代ではありながら、トンデモ度が高くマニアには人気作だと言える。ゲッツが参加していない曲も数曲あります。 「Stan Getz quartets」のCDには必ず追加収録されているタイトル曲は、やはり本テイクとさ…

Live in Paris

パリでのライブはたくさんあるので、内容をしっかり見ないと同じ録音を買ってしまうことになるので注意が必要。 1982年のライブで、メンバーも選曲も「またいつものやつね」と思いがちだけど、あなどっていると痛い目にあう。非常に良質のライブ演奏。 タイ…