チック・コリアの名曲「Times Lie」をオーケストラバックに演奏。初演はあんなに長かったのにたった4分強の演奏。アルバート・デイリー時代には21分のテイクもあったくらいなのにね。
ここではニールス・ペデルセンのビートのきいたベースに乗ってゲッツが吹くんだけど、途中でコードが変わる辺りとか何か違う。ただのワンコードというか。ゲッツ自体はいい演奏なのに、アレンジが曲を理解していないというか。それはいつものことかもしれない。チック・コリア以外この曲をちゃんと演奏できる人はいないのでしょう。
あっという間にゲッツのソロが終わりテーマに戻るので、なんだったのかと思うほどあっけない。ただし、この演奏はある意味レアです。普段はピアニストをフィーチャーする曲なのにここではゲッツがメインになっているので。
この録音は一時期入手困難だったけど、いまはMP3ダウンロードで簡単に入手できるようになったんですね。昔、必死に探していたのが懐かしい。まあ、そんなに頑張って入手しなくてもいいテイクです。
- アーティスト: Peter Herbolzheimer Rhythm Combination & Brass
- 出版社/メーカー: Herbolzheimer Musik
- 発売日: 2014/02/16
- メディア: MP3 ダウンロード
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