スタン・ゲッツを聴く

スタン・ゲッツ ファンが勝手なことをいっているブログです。

With European Friends

With European Friends

このころの欧州セッションでは、ゲッツはストップタイムが好きでけっこうやっている。このアルバムも1曲目2曲目と連続。

前半の50年代の録音は「round midnight in Paris」と同じ音源で、「They All Fall In Love」ってクレジットされている曲は「a ghost of a chance」でしょ。ディスコグラフィーでは別の曲ということになっていたりするけど。

あの「Dear Old Stolkholm」はゲッツ初演と違い、あとからマイルス・デイヴィスなどが付け加えた例のリフがある!これは実は意外なことかと思います。

 

最後の2曲は、「live in loosdrecht 1971」と同じ音源。録音日は違うと記載されているけどね。

With european friends

With european friends

 

Without a Song

Without a Song

ジャケットにはベニー・グッドマンが映っている。ゲッツはオットーリンクのメタルを吹いているという、実は貴重な写真。

 

このアルバム、冒頭の「born to be blue」を聴いた瞬間ノックアウトされる。ほかのアルバムで聴けるようなバラードでなく軽快なミディアムスイング。ゲッツは泉のようにメロディを紡ぎ出す。録音の悪さがむしろ雰囲気を醸し出していてグッド。

7曲目「without a  song」はスタジオ盤とは違い冒頭からゲッツがテーマを吹く。これがけっこういい。スタジオ盤を聴いた人はみんなブリッジからゲッツが入るからかっこいいと思っているはずだけど、このライブ録音を聴くとこれもまたいいと思うはず。

 

ラスト5曲は、ゲッツファンならおなじみの「ワルシャワ5」。勝手に名前をつけましたが、はい、あの5曲です。

Without a Song

Without a Song

 

Miles Davis & Stan Getz

Move

国内盤で昔は下のジャケットで入手できたような気がするんだけど、いまはまったく別の内容になっている。上のジャケットは録音年と写真のずれが気になりますね。

Conception

1950年のバードランドライブ。当時のクールジャズの雰囲気がよく録られている。ただ、希少感がありながらも全体的に盛り上がらないまま終わるという印象。マイルス・デイビスは、例外もあるけどホットな木管奏者とのほうがトータルでいい演奏になると思う。名盤とされる「Birth of the cool」もそんなにいいと思えない(いや、あれがつまらないのは別の理由かな)。ゲッツも同様で、チェットとの共演はそれなりにおもしろいのになぜかここでのマイルスとの共演は盛り上がらないというか混ざらない。

ただ、「COnception」は意欲作でいい曲ですよね。アレンジもいいし構成もいいし、ソロもいいテンポに乗ってこの時代のジャズの魅力が伝わってくる。ハードバップ以前って独特の魅力があるよね。

トロンボーンはJ.J.ジョンソン。ゲッツとの付き合いは古いんだなあ。

 

Move

Move